重量895kgの軽量電動スポーツ「スピードスター」、スケッチから実車化まで6カ月…英ロングボウ

英ロングボウ(Longbow)の軽量スポーツEV『スピードスター』
英ロングボウ(Longbow)の軽量スポーツEV『スピードスター』全 8 枚

英国の電動スポーツカーメーカー、ロングボウ(Longbow)は、同社初の軽量スポーツEV、『スピードスター』を発表した。

【画像】英ロングボウの軽量スポーツEV『スピードスター』

同社は自動車業界初となるスケッチから実車化まで6カ月という短期間での開発を実現し、「スピード・オブ・ライトネス」というモットーを体現した。

ロンドンで開催された発表会には顧客(ギルドメンバーと呼ばれる)、VIP、協力企業が参加した。スピードスターは一から設計・製造された究極の「ドライバーズカー」で、軽量構造とアクセシブルな性能により、比類のない電動化体験を提供する。重量は1000kg以下で、全く新しい軽量EVカテゴリーを確立している。

従来の自動車メーカーが通常18カ月かける開発期間を、ロングボウチームは3分の1の時間で達成した。これは手抜きではなく、プロセスの各段階を凝縮、強化、加速する野心的なプロジェクトだった。創設者らの電動車業界での15年以上の経験を活かし、従来の車両開発サイクルを刷新した。

スピードスターは、より運転志向で軽量な電動スポーツカーを求める愛好家の願いを叶える。ロータス『エリーゼ』やジャガー『Eタイプ』など英国の名車の精神的後継車として位置づけられている。美しいデザイン、軽量構造、優れたエンジニアリング、丁寧な手仕上げを組み合わせている。

「デュアリティ」を重視したデザインは、特徴的な2トーンペイントスキームで表現されている。フロント部分はクラシックスポーツカーのノスタルジアと時代を超越した魅力を反映し、リア部分は最初の2モデルが構築される現代的なEVプラットフォームを示している。

専用のロングボウ・アルミ製シャシーは最小重量と最大剛性を実現するよう設計されている。軽量でコンパクトな電動モーターと「モジュール・トゥ・シャシー」バッテリー技術を組み合わせ、現代の愛好家向け世界初の軽量オール電動スポーツカーとなっている。

スピードスターは重量わずか895kgで、0-100km/h加速は3.5秒を実現する。航続距離は275マイル(約440km)で、価格は8万4995ポンド(約1725万円)からとなっている。派生モデルとしてクローズドトップの『ロードスター』も予定されており、価格は6万4995ポンド(約1320万円)からとなる。両モデルの予約受付は既に開始されている。

《森脇稔》

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