16日の日経平均株価は前週末比52円62銭安の5万323円91銭と続落。米追加利下げ観測が後退し、高値警戒感が強まる中、インバウンド(訪日客)関連銘柄の急落が重なり、一時5万円大台を割り込む場面もみられた。13日のニューヨークダウは309ドル安の4万7147ドルと続落。米連邦準備理事会(FRB)による利下げ観測の後退が、引き続き相場の重しとなった。米経済の先行き不透明感も主力株の売りを誘った。ハイテク株主体の米ナスダック市場は4日ぶりに反発。電気自動車(EV)のテスラは0.59%高。