ネスレ日本と昭和産業が、持続可能な物流網の構築を目指し、往路は「ネスカフェ ボトルコーヒー」などの飲料製品、復路は小麦粉などの食品原料製品を運ぶ「ラウンド輸送」の週3回の運行を開始した。
【画像】ネスレ日本と昭和産業がコーヒーと小麦粉のラウンド輸送開始
ラウンド輸送とは、トラックが荷物を届けた後の復路で別の荷物を運ぶことで空荷走行を減らし、車両の稼働効率を高める循環型の輸送方法である。
本取り組みは、往路にネスレ日本島田工場(静岡県島田市)から千葉の倉庫に「ネスカフェ ボトルコーヒー」などの飲料製品を輸送し、復路に昭和産業鹿島工場(茨城県神栖市)から小麦粉などの食品原料製品を静岡の営業倉庫に輸送するものだ。
復路の空荷を解消することで物流の効率化につながるほか、当該路線におけるトラックの使用台数を従来より約50%削減できる見込みである。
ネスレ日本と昭和産業は、今後もラウンド輸送の対象地域拡大や、より幅広い領域での物流連携の検討を進めていき、持続可能な物流網の構築を目指していく。




