光岡自動車、トヨタ『グランエース』と『アルファード/ヴェルファイア』ベースの霊柩車・寝台車の受注開始

グランエース 『霊柩車』
グランエース 『霊柩車』全 4 枚

光岡自動車は、霊柩車や搬送車の製造販売を行う特装グループにおいて、トヨタ『アルファード』『ヴェルファイア』及び『グランエース』をベースに生産する霊柩車、プレミアムフュージョン(霊柩車兼寝台車)、寝台車(搬送車)の新型車両2車種を投入し、受注を開始した。

【画像】新型霊柩車・寝台車

今回の新型車両は、高級ミニバンをベースに生産をする2車種計3タイプとなる。昨今、ミニバンタイプ霊柩車への移行増加が顕著となり、顧客のニーズに応えるべく国産フラッグシップミニバンのアルファード、ヴェルファイアに加え、グランエースをベースとした霊柩専用車両、霊柩兼寝台車、寝台車の3タイプをラインナップに新たに追加した。

どのタイプも顧客の視点に立ち、使い勝手の良さ、不具合の起こりにくい設計、メンテナンス性に優れた設計となっている。光岡自動車独自の内装のデザインにもこだわり、機能性だけでなく、安らぎに満ちた心温まる雰囲気を演出する。

これまでに引き続き、今回の新型車両についても、ベース車両の先行仕入れや先行生産を行うことで、即納体制を維持し、葬祭・搬送事業者の「今」を支えるサポート体制を継続して取り組んでいく。

グランエースの「霊柩車」は2名乗車で内装色はホワイトのみの設定。ベース車両のグランエースは、新車での生産が終了しているため、中古車ベースでの生産となる。棺専用引き出し式棺台、棺室内空調、スライドドア部収納を装備。価格は中古車を使用して生産をするため、中古ベース車によって価格は異なる。

アルファード/ヴェルファイアの「プレミアムフュージョン」(霊柩車兼寝台車)は3名乗車で、内装色は2色より選択可。ベース車両はアルファード/ヴェルファイアで、プレミアムスペース、ストレッチャー兼用引き出し式棺台、棺台横・下収納、スライドドア部収納を装備した。価格は801万5000円からだ。

アルファード/ヴェルファイア「寝台車(搬送車)」は3名乗車。内装色は茶木目のみの設定だ。ベース車両はアルファード/ヴェルファイア。ストレッチャー兼用引き出し式棺台、棺台横・下収納、スライドドア部収納を装備した。価格は659万7650円からだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. “変な”ジャパンモビリティショー2025、失望と希望…海外報道
  2. VW『ゴルフ』復権へ、Mk. 9は完全電動化! ところがエンジン搭載バージョンも?
  3. 「デザイナー天才」とSNSで話題! 熱帯雨林モチーフのポルシェ“オセロット”発表「内装の作り込みがすごい」
  4. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
  5. シトロエンの超小型EV『アミ』、サーファー向け「Rip Curl Vision」提案…バギー仕様がベース
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る