ポルシェは、ラテンアメリカで初めてとなるドライビングセンターをメキシコに開設したと発表した。
メキシコシティ近郊のメキシコドライブリゾート内に位置し、ポルシェの性能を存分に体験できる施設となる。同センターにはサーキット建築家のヘルマン・ティルケが設計した全長4キロのコースが設けられており、テクニカルなコーナーやストレート、起伏など多彩な路面が用意されている。運転技術の向上やポルシェ車のダイナミクスを体感できる環境だ。
施設はモダンな設備と多目的ホスピタリティエリアを備え、ミーティングルームやスポーツカー、電気自動車のフリートも用意。試乗会やトレーニング、企業イベントなど幅広く活用可能だ。オープニングには2022年からポルシェの公式ファクトリードライバーを務めるブラジル出身のフェリペ・ナスル選手が出席し、「ポルシェのDNAをラテンアメリカで体感できる素晴らしい場で、多くのファンがブランドに深くつながるきっかけとなる」とコメントした。
また、施設開設を記念して11回目となる「ポルシェ・ワールド・ロードショー」が開催され、メキシコやラテンアメリカ、カリブ海地域から客やメディアが集まり、『パナメーラ』や『カイエン』のハイブリッド車、電気自動車の『タイカン』や『マカン』、伝統の『911』など多彩なモデルの走行体験を楽しんだ。
PWRSは1999年から60以上の国と地域で開催されており、ポルシェの革新性と性能を直接体感する機会となっている。




