アウディは、新型F1マシンを示唆した『R26 Concept』を先行公開した。2026年1月に予定されているF1初参戦まで115日となる中、SNSでは、「F1でAudi vs Mercedesを早く見たいぜ」などと、多くのコメントで賑わいを見せている。
アウディ「R26 Concept」は、チタニウム、カーボンブラック、新たなアウディレッドで構成される、ブランドの新しいビジュアルアイデンティティを最初に具現化したモデルだ。デザインは「明快さ、技術、知性、エモーション」という4つの原則に基づいている。
アウディは参入のため、スイスのザウバーグループを買収し、カタールの政府系ファンドを投資家として迎える体制を整えた。プロジェクトの指揮は、経験豊富なマッティア・ビノットとジョナサン・ウィートリーが執り、アウディCEOに直接報告する。ドライバーは、ベテランのニコ・ヒュルケンベルグと若手のガブリエル・ボルトレトを組み合わせる。
アウディ『R26 Concept』
モータースポーツはアウディのDNAの一部であり、quattro駆動やル・マンでのハイブリッド技術など、常に技術革新の原動力であり続けてきた。
2026年以降に実施されるF1の広範囲な技術規則改定され、アウディにとって理想的な参入機会となった。シャシーとドライブトレインの両方で、すべての競合チームが新しい規則とテクノロジーを同時に習熟しなければならないためである。
X(旧Twitter)では、「アウディかなりF1に力入れてるな」「Audiオーナーとして来年の活躍が楽しみです」「WECのアウディ凄すぎでしたから非常に期待しております」など、ブランドの既存オーナーから往年のモータースポーツファンまで、幅広い層がアウディの新たな挑戦に注目していることがうかがえる。
アウディ『R26 Concept』「カラーすっごいウルトラマンだ笑」「ハミルトンがいた頃のマクラーレンのマシンカラーに似てるな…」など、アウディの新しいカラーリングは、ファンの間で様々な連想を呼んでいるようだ。
「アウディ、メルセデスのドイツ軍の戦いみたい」「F1でAudi vs Mercedesを早く見たいぜ」など、長年F1を牽引してきたメルセデスに対し、新規参戦のアウディがどこまで肉薄できるのかファンの間では期待が高まる。




