11月10日から16日にかけてメキシコで開催された「第58回スコア・バハ1000」において、トーヨータイヤ米国タイヤ販売子会社がピックアップトラック/SUV用タイヤ「OPEN COUNTRY M/T-R」を供給・サポートした2チームが優勝と年間チャンピオンを獲得した。
バハ1000ではクリストファー・ポルヴォード選手チームが総合優勝を果たした。また、無事完走を果たしたアラン・アンプディア選手チームは、「スコア・ワールド・デザート・チャンピオンシップ」の世界最高峰クラスであるスコア・トロフィートラック部門で、2年連続となる年間チャンピオンの栄冠を手にした。
「スコア・ワールド・デザート・チャンピオンシップ」は、山岳地帯や砂漠地帯など変化に富む路面状況の中を昼夜通して走破する世界でも過酷なオフロードレースシリーズだ。全4戦で構成され、なかでも最終戦のバハ1000では最も厳しい条件での戦いが繰り広げられることで知られている。
アンプディア選手は「シーズン開始時から目標にしていた連覇を達成しました。年間4戦中3勝を挙げることができたのは本当に信じられないことであり、勝利を支えてくれたトーヨータイヤに心から感謝しています」とコメントした。
トーヨータイヤ OPEN COUNTRY シリーズ
ポルヴォード選手は「バハ1000での優勝は信じられない瞬間です。コ・ドライバーを務めてくださったブライス・メンジス選手と私にとって、まさにジェットコースターに乗っているようなレースでした」と喜びを語った。
もう一つ注目すべきは、トーヨータイヤと戦略的パートナーシップを締結している株式会社ジャオスのレースチーム「チーム・ジャオス」の活躍だ。同チームは今年度より投入した『レクサスGX 550h OVERTRAIL』に「OPEN COUNTRY R/T TRAIL」を装着し、ハイブリッド車による初のバハ1000完走(クラス2位)を果たした。ドライバーはOPEN COUNTRYブランドアンバサダーの能戸知徳選手が務めている。
トーヨータイヤは、過酷な環境下で行われるオフロードレースへの参戦で得られた経験をピックアップトラック/SUV向けタイヤの製品開発にフィードバックし、性能を磨いている。今後もレースを通じて得た知見を商品開発に生かし、より高性能・高品質で魅力的な製品をグローバルに届けていく方針だ。




