EV向け充電サービス「Terra Charge(テラチャージ)」を手がけるTerra Chargeは11月19日、サッカーJ1鹿島アントラーズの本拠地の茨城県鹿嶋市のメルカリスタジアムに、6kW出力の普通充電器のEV充電器を24口設置し、サービスを開始したと発表した。
今回の導入は、スタジアムを訪れるファン・サポーターや地域住民が利用できる公共性の高いEV充電拠点として整備したもので、スポーツを軸に地域の活性化と脱炭素化を両立させるモデルとして、地域に根ざした新たなエネルギー循環の仕組みを構築する。
メルカリスタジアムは、鹿島アントラーズのホームゲーム開催時には平均約2万5000人が集う日本有数のサッカー専用スタジアム。来場者が車で訪れる機会も多く、EV充電設備の設置は観戦の合間に手軽に充電できる利便性とともに、地域の持続可能なインフラ整備にもつながる。
今回導入された同社の充電器は、出力6kWの普通充電器を24口設置し、スマートフォンでQRコードを読み取り、アプリ不要で利用可能(ゲストモード対応)である。料金は1時間あたり300円(税込)となっている。
同社は今後も、全国のスタジアムや公共施設における充電インフラ整備を通じ、「地域と共に育つインフラ」をテーマに、カーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みを推進していく。




