日野自動車は、エンジン認証不正問題により型式指定取消処分を受けたE13Cエンジン搭載の大型トラック『プロフィア』について、排出ガス規制に適合させて申請を行い、11月21日に国土交通省より型式指定を受けたと発表した。
同社は待ち続けている顧客に早く車両を届けるため、速やかに生産・出荷再開に向けた準備を進め、12月下旬より2025年モデルとして出荷を再開する予定だ。
日野自動車は、非常に長い間商品を待っている顧客をはじめ、すべてのステークホルダーに多大な迷惑をかけていることを改めて深く謝罪している。
同社は二度と不正を起こさないため、引き続き経営・組織風土・クルマづくりの「3つの改革」の手綱を緩めずに推進する方針だ。
「人、そして物の移動を支え、豊かで住みよい世界と未来に貢献する」という原点を忘れることなく、信頼回復に努めるとともに、顧客と社会に日野らしい価値を提供していく、としている。




