チューニングパーツメーカー・BLITZ(ブリッツ)が販売中の車高調キット製品「DAMPER ZZ-R」および「DAMPER ZZ-R SpecDSC Plus」に適合車種が追加された。
【画像】ブリッツの「DAMPER ZZ-R」シリーズ装着イメージ
今回適合が追加されたのは、トヨタ『アルファードPHEV/ヴェルファイアPHEV』(AAHP45W 2025年1月~)『GRヤリス』(GXPA16 2024年10月~)、レクサス『GX550』(VJA252W 2025年4月~)の3車種。
DAMPER ZZ-Rは幅広い減衰力調整によりストリートからサーキットまで、あらゆる走行シーンに対応できる単筒式(モノチューブ)構造採用の全長調整式&32段減衰力調整車高調キット。一部車種向けにはアルミ製のアッパーマウント、ロックシート、ブラケットも採用し、高い強度と軽量化を両立している。今回追加の3車種用には強化ゴムマウントが付属する(レクサスGX用のリアのみ純正アッパーマウントを使用)。
ブリッツ DAMPER ZZ-R レクサス・GX550装着例(基準車高:フロント 24mmダウン / リア 39mmダウン)
単筒式ならではのΦ44大径ピストンの採用により、減衰力の立ち遅れを抑制し、しなやかな走り心地と追従性を実現している。また、カートリッジ先出しのオーバーホールに対応し、従来にはないスムーズな仕組みで消耗品の交換が可能となっている。業界最長の3年6万km保証も安心できるポイント。
アル/ヴェルPHEV用では、ミニバン特有の腰高感、ロール感が抑えられコーナリング性能も向上する。税込み価格は23万1000円
GRヤリス用はAT/MT共通・エアロパフォーマンスパッケージ対応で、フロント荷重になるセッティングによりアンダーステア傾向の軽減も図られているほか、オプションのフロントピロアッパーマウントも別売りで用意されている。税込み価格は25万3000円
レクサスGX用では、純正の前下がりな車高を見直し最適な前後バランスを設定したほか、ロール感を抑えて、スポーティな乗り心地とコーナリング性能向上を実現している。税込み価格は30万8000円。
ブリッツ DAMPER ZZ-R SpecDSC Plus アルファードPHEV用DAMPER ZZ-R SpecDSC Plusは車室内から簡単に減衰力の調整を可能にした、前述の全長調整式サスペンション「DAMPER ZZ-R」と電子制御式の減衰力調整を組み合わせた車高調キット。コントローラーには2.5インチVA液晶ディスプレイを採用し、4輪の減衰力を常時表示する。業界初の「フルオート」モードを搭載し、乗車人数や走行状態から適切な減衰力で姿勢を安定させる全自動コントロール機能を実現している。Gセンサーを標準搭載し、マップ制御モードでは旋回G・加減速G・車速から細かな減衰力調整が可能。
あらかじめ決めた減衰力設定を20セット、さらにオートモード、マップモードと合わせて22モードメモリー機能を搭載しているが、別売の「GPSセンサーキット」(税込1万3200円)を装着することでより簡単に車速連動制御が可能となり、GPSより車速、時刻、緯度、経度、海抜高度を自動的に取得、コントローラーへの表示も行う。また、別売りの「DSC PLUS リモートスイッチ」(税込3300円)を接続することで、瞬時にモード切り替えが可能になる。
税込み価格はアル/ヴェルPHEV用が35万2000円、GRヤリス用が35万2000円、レクサスGX用は41万8000円となっている。
なお、前述の「DAMPER ZZ-R」はオプションの「DSC PLUS 車種別セット」を取り付けることでこちらのSpecDSC PLUSにアップグレードが可能となっている。GRヤリス用にはTYPE-A(税込み9万9000円)が、レクサスGX用ではTYPE-V(税込み11万円)がそれぞれ適用可能(アル/ヴェルPHEV用は設定なし)。
ブリッツ DAMPER ZZ-R レクサス・GX550装着例(基準車高:フロント 24mmダウン / リア 39mmダウン)



