全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーションは11月25日、2025年シーズンを通した公式戦の合計来場者数が過去最高の26万3900人となったと発表した。
昨年記録した過去最高の20万9600人を上回り、2シーズン続けてスーパーフォーミュラの過去最高を更新した。
「HUMAN MOTORSPORTS」を掲げて2年目、ドライバーやエンジニア、メカニック、チームスタッフにより繰り広げられる1000分の1秒を懸けた時速300kmの超高速バトルは、観る人の心を魅了し、胸を熱くさせたという。
シーズンチャンピオンドライバーには、TEAM MUGENの岩佐歩夢選手が輝いた。岩佐選手は「お互いをプッシュしあって、まだまだレベルの高いチャンピオンシップになっていくと感じている。このスーパーフォーミュラがもっと盛り上がって欲しい」とコメントした。
最終戦となった第12戦決勝レースは三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開催され、観客で埋め尽くされた。富士での第10戦は濃霧のため視界不良でレースができず、この週末に3レースを実施する異例の日程となったが、選手たちは素晴らしいレースを展開した。
日本レースプロモーションの上野禎久代表取締役は「最終日は3万6000人、3日間合計で6万9200人、シーズンを通して26万3900人のお客様にスーパーフォーミュラをご覧いただいた。これからもスーパーフォーミュラはどんどん成長して、面白いレースをお見せする」と述べた。
スーパーフォーミュラが発足した2013年以降の記録では、2023年が16万5600人、2024年が20万9600人、そして2025年が26万3900人と、着実に来場者数を伸ばしている。




