ロボット人材派遣サービス、GMOインターネットが初出展へ…2025国際ロボット展

GMOインターネットグループのブースイメージ
GMOインターネットグループのブースイメージ全 2 枚

GMOインターネットグループは、12月3日から6日まで東京ビッグサイトで開催される「2025国際ロボット展」に初出展する。

【画像全2枚】

同展示会は1974年の初開催以降隔年で開催され、今年で26回目を迎える世界最大規模のロボット専門展。今回は「ロボティクスがもたらす持続可能な社会」をテーマに、国内外から673社・団体が出展し、15万人の来場を見込んでいる。

GMOインターネットグループは、AI技術、インターネットインフラ、セキュリティ技術を融合し、労働力不足や人口減少といった社会課題をロボットの力で乗り越える未来を提案する。

展示ブースでは、GMO AI&ロボティクス商事(GMO AIR)が演出するヒューマノイドロボットを中心とした未来社会のデモンストレーションを実施。最新ヒューマノイドロボットの実機展示、AI・インターネットインフラ・セキュリティ技術を融合した新しいロボットソリューション、「ロボット人材派遣型サービス」の活用事例紹介、労働力不足を解決する実証実験の成果展示などを予定している。

GMO AIRは2025年4月より「ロボット人材派遣型サービス」の提供を開始。Unitree社「G1」を中心に、エンターテインメント領域、研究機関、実証実験現場への派遣を行っている。従来のレンタルサービスとは異なり、用途や目的に応じた動作プログラムを実装することで、多様なニーズに対応可能だ。

GMOインターネットグループは、日本のヒューマノイドロボット開発企業を支援するため、インフラ商材の提供支援、開発支援基金の設立、技術連携の促進などの取り組みを検討している。これらを通じて、産官学が連携し、日本をヒューマノイドロボット産業における先進国へと押し上げることを目指す。

同グループは2026年を「ヒューマノイド元年」と位置づけており、ヒューマノイドロボットの技術革新は急速に進み、将来的には自動車産業を超える規模の産業革命をもたらす可能性があるとしている。一方で、日本は中国・米国・欧州諸国に比べ、この分野での産業化において遅れをとっている状況にあり、産官学一体となった取り組みが急務となっている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
  2. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…11月掲載のリコール記事ランキング
  3. フリードがアメ車フェイスに大変身!ダムド『フリード アイソレーター』が初登場…DAMD PARTY 2025
  4. ブレーキ鳴き・効き不足は“皮膜不足”が原因? ブレーキパッドの正しい使い方をプロ目線で解説~カスタムHOW TO~
  5. もっと良くなったはず? 日産『ローグPHEV』は三菱アウトランダーPHEV派生…海外報道
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る