小糸製作所は、連結子会社のKoito Europe Limited(KEL)の全株式を、英国のShapers' Group Limited(Shapers社)に譲渡することを取締役会で決議したと発表した。
小糸製作所は、第1次中期経営計画(2024年度~2026年度)の達成に向け、強固な収益基盤の強化と中長期的な企業価値向上に努めており、その一環として生産体制の再構築を進めている。
今回、一層のダウンサイジングを図るため、標識灯専門工場として英国及び欧州地域へ灯具を供給してきたKELを、自動車用部品メーカーである英国Shapers社へ譲渡することとした。
日本車のシェア低下が進む英国においては、現地OEMとも強い関わりのある地場メーカーに譲渡することで、KELの更なる発展が期待できると考えている。小糸製作所としても引き続きShapers社傘下のKELに対し、技術支援を行う。
今後も、事業の選択と集中に関わる経営改革を推し進め、強固な収益基盤の強化を目指していく。




