ミネベアミツミは、12月3日から6日まで、東京ビッグサイトで開催される「2025国際ロボット展(iREX 2025)」に出展すると発表した。
本展は「ロボティクスがもたらす持続可能な社会」をテーマに開催される。ミネベアミツミは今回の出展で、11月6日の決算発表で説明した今後の主要な成長ドライバーと位置付けている「5本の柱」の中で、特にヒューマノイドロボット向け精密部品に焦点を当てる。
同社は超精密加工技術や大量生産技術を核としたコア事業「8本槍」の製品群を融合させる「相合(そうごう)精密部品メーカー」としての強みを活かし、ロボティクス、インダストリなど幅広い分野で、電動化、省エネルギー化、高機能化を支えている。
主な出展製品は、ミニチュア・小径ボールベアリング、薄肉ベアリング、クロスローラーベアリング、プレシジョン・メカニカル・コンポーネント、ボールねじなどのベアリング製品群。
センサー分野では、半導体最小・最軽量クラスの6軸力覚センサー(直径9.6mm×9.0mm)や指先3軸センサーを展示する。
モーター分野では、機電一体ギアードインナーBLDCモーター、各種ステッピングモーター、フレームレスBLDCモーターを出展。このほか、防水・高速伝送用コネクターや、開発調査中の磁気ギアも参考出品する。
会期は12月3日から6日までの4日間で、会場は東京ビッグサイトの東4から8ホール、西1から4ホール、アトリウム。ミネベアミツミのブースはE5-35となっている。




