日産自動車は12月11日、コスト最適化と生産拠点再配置を目指す「RE:NISSAN」計画の一環として、メキシコのアグアスカリエンテスA1工場に、ピックアップトラック『NP300』/『フロンティア』の生産を移管するプロジェクトを開始したと発表した。
これにより、同社はラテンアメリカ最大の自動車ハブの強化を目指す。この計画には、部門横断的な改修プロジェクトと追加生産ラインが含まれ、新たなシャシー製造プロセスのためのインフラが導入される。
工事は2026年3月までに完了する予定で、同州初のピックアップトラックの組み立てを可能にし、現在生産している日産『ヴァーサ』、日産『キックス』、日産『キックスプレイ』、日産『マーチ』、日産『セントラ』の生産ラインを強化する。
起工式で、製造担当副社長のジョアン・ブスケッツ氏は、「このプロジェクトは単なる拡張以上のものだ。州と国の製造業における新時代の始まり。現在の人材と生産能力により、グローバル市場の課題に機敏に対応し、ここから自動車産業の未来を築くことができると確信している」と述べた。
日産のアグアスカリエンテス州での製造拠点は、エンジン工場、A1工場、A2工場の3つの複合施設で構成されている。メキシコでは1600万台以上の車両と1700万基のエンジンが組み立てられてきた。日産は70カ国以上に輸出し、40秒ごとに1台の完成車を生産しており、国内市場向けに最も多く生産するブランドとなっている。
このプロジェクトにより、同社は世界第4位の重要拠点としてのメキシコへのコミットメントを再確認し、メキシコ人に最も好まれるブランドとして、人々の生活を豊かにする革新を推進していく。




