三井物産、100%バイオディーゼル燃料システムの日本・インド・ASEAN独占販売権を獲得…オプティマスと提携

オプティマス・テクノロジーズのベクターシステムを搭載した日野トラックが日本で試験走行中
オプティマス・テクノロジーズのベクターシステムを搭載した日野トラックが日本で試験走行中全 3 枚

バイオディーゼル・エンジン技術を手がけるオプティマス・テクノロジーズは12月10日、三井物産との間で覚書を締結したと発表した。

【画像全3枚】

この合意に基づき、三井物産はオプティマスのVector Systemおよび関連製品について、日本、インド、ASEAN諸国における販売代理店としての独占的権利を獲得した。

世界中の産業が電動化と水素導入のタイムラインと戦略を見直す中、フリート事業者やオペレーターは、商業的に実現可能で持続可能な代替手段を早期に必要としている。今回の拡大したパートナーシップを通じて、オプティマスと三井物産は、アジア全域の組織が炭素削減目標に向けて測定可能な進捗を遂げられるように支援し、即時的な成果を提供できる体制を整えている。

オプティマス・テクノロジーズのコリン・ヒューラーCEOは、「この覚書は単なる地域拡大を超えた戦略的連携を意味する。三井物産のグローバルなネットワーク、市場に関する深い知見、そして持続可能性に対する長年の取り組みは、世界でも特にダイナミックで成長著しい経済圏で、我々の技術の導入を加速させるまたとない機会をもたらしてくれる」と述べている。

今回の提携は低炭素液体燃料への需要高まりを浮き彫りにするとともに、脱炭素化に向けてバイオディーゼルが拡張性と費用対効果に優れた道筋であることを改めて示すものだ。また、100%バイオディーゼル燃料システム・技術における世界的リーダーというオプティマス・テクノロジーズの地位をさらに強固なものにする。

オプティマス・ベクター・システムは、ディーゼル・エンジンを100%バイオディーゼルで稼働させるボルトオン型アップグレードであり、性能や信頼性を損なうことなく、炭素排出ほぼゼロを実現する。このシステムは、あらゆる運転条件下で最適な燃焼を確保するためにバイオディーゼルのエンジンへの投入を管理・調整し、既存トラックへの後付け改造として導入できるほか、OEMとの連携による新車への組み込みも可能だ。

オプティマス搭載の大型トラックによる実走行距離は2億4000万km以上に達し、Vector Systemは高性能を維持しながら排出量を大幅に削減する能力を実証している。

オプティマスと三井物産は、この勢いを活用し、世界規模で脱炭素化ソリューションを提供することを目指している。これにより、排出量削減に取り組むフリート事業者や荷主企業に新たな機会を創出しつつ、大型車両による輸送の経済的・運用上の要求を満たすことを目指す。

オプティマスは、大型ディーゼル・エンジンを100%バイオ燃料で稼働させる先進的な燃料システム技術を提供し、即時的で拡張性と費用対効果に優れたフリート事業の脱炭素化を実現。オプティマスのソリューションは既存の運用にシームレスに統合され、性能や運用を損なうことなく、公共・民間・委託フリートの持続可能性を推進している。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『スカイライン』新型が12月公開へ! 開発期間を半減、“日産復活の象徴”はどうなる?
  2. 【ホンダ スーパーワン】CMFで“刺激”表現、『N-ONE e:』との同時開発だからこそできた差別化とは
  3. ボルボ『XC40』が表情一新、AIアシスタント「Gemini」搭載と安全技術を強化…欧州発表
  4. トヨタ『ノア/ヴォクシー』次期型は新開発エンジン搭載のHEVに…土曜ニュースランキング
  5. ホンダ『WR-V』が2027年に大幅改良か? 新顔デザイン採用、待望のハイブリッド追加も!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  2. タイ矢崎電線のアルミ新工場がタイに完成、生産量3倍に増強…送配電網・自動車向けに対応
  3. ボッシュ、大型商用車事業の売上倍増へ…IAA TRANSPORTATION 2026
  4. スカニア、中国で新事業開発組織「VNBC」設立…電動・自動運転輸送を加速へ
  5. 全ての体格に対応する後席用新型シートベルト、ZFが2025年央発売へ
ランキングをもっと見る