ドゥカティジャパンは12月12日、ドゥカティの二輪車17車種について、後輪車軸に不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出た。
対象となるのは、2018年1月25日から2025年3月10日までに輸入された、『パニガーレV4』、『ストリートファイターV4』、『スーパーレッジェーラV4』の10型式17車種の計2822台。
不具合の内容は、後輪車軸において強度検討が不十分なため、切欠部に過度な応力が生じることがあるというもの。そのため、走行中に後輪車軸に亀裂が入り、異音が発生し、最悪の場合、後輪車軸が破断し転倒するおそれがある。
改善措置として、全車両の後輪車軸を対策品に交換し、ホイールベアリングを新品に交換する。なお、後輪車軸の関連部品を点検し、損傷があれば新品に交換する。
不具合の発生、事故の報告はない。




