栗林商船、ALGO ARTISの配船計画DXソリューション導入…営業・配船・採算管理を一元化

栗林商船
栗林商船全 2 枚

栗林商船は12月16日、ALGO ARTISの海運業界向け配船計画DXソリューションを導入し、実務運用を開始したと発表した。

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本ソリューションは、費用・作業負荷の双方を抑えて導入できる「スモールスタート型DX」としてALGO ARTISが新たに開発したもので、栗林商船がその第一弾の導入企業となった。

栗林商船では、営業管理・配船指示・採算管理に関わるExcelが複雑化し、情報集約に時間を要していた。また、配船計画が担当者の経験に依存しやすく、引き継ぎや新人育成に負荷がかかっていた。

さらに、一般的な配船管理システムは外航向けの仕様が中心で、小型在来船を扱う同社の実務に合う仕組みが見つかりにくい状況にあった。費用や期間の負担を抑えつつ、現場に適したソリューションが求められていた。

本ソリューションは、現場で使用していたExcel構造をそのまま取り込み、1~3ヶ月の短期間で業務に即したUIを構築。現場の運用を大きく変えず、低コストで導入可能とした。

これにより、導入コスト(人的・費用)を抑制し、利用者がExcelの延長で操作できるため習熟が早いという効果が得られた。

また、これまで複数のExcelに分散していた情報を統合。配船表、貨物予定一覧、動静連絡表、採算管理表、燃料消費実績表などを一元管理することで、転記・照合作業の削減による業務負荷の軽減、情報共有の容易化による引き継ぎや教育の効率向上、業務プロセスの標準化による属人化の解消を実現した。

さらに、売上・粗利・稼働率など主要指標を即時把握でき、計画段階で業績インパクトをシミュレーション可能とした。これにより、現場から経営まで同じデータに基づいた迅速な意思決定が可能となり、現場の報告資料作成負荷が軽減し、経営の判断精度も向上した。

栗林商船は、北海道から東京、名古屋、大阪に至る内航定期船事業を中心に、港湾荷役から内陸輸送までの海陸一貫輸送サービスを提供している。1894年の創業以来、地域とともに成長を続けている。

《森脇稔》

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