中国の自動車メーカーのGAC(広州汽車集団)は、サウジアラビアで開幕したリヤドモーターショー2025において、新エネルギー車(NEV)の2つの製品シリーズ、AIONおよびHYPTECの現地投入を発表した。
サウジアラビア市場に投入されたのは、「AION V」、「AION ES」、「HYPTEC HT」の3モデル。これらは家庭向け移動、効率的な通勤、ラグジュアリーなハイエンド移動など、多様な利用シーンに対応している。
GACは「サービス第一、顧客第一」のサービス理念を掲げ、8年16万kmの車両保証および8年20万kmのパワーバッテリー保証という保証ポリシーを導入する。また、現地におけるサービス体制の強化、部品供給効率の改善を継続しており、末端部品供給率が95%超を確保するよう努めている。
同モーターショーでは、GAC、AION、HYPTECの3ブランドから、純電動車および燃料車を含む計8モデルを展示。新エネルギー車モデルにはAION V、AION ES、HYPTEC HT、「HYPTEC SSR」が含まれ、燃料車モデルには「GAC GS8」、「GAC M8」、「GAC EMZOOM」、「GAC EMPOW」が含まれる。
GACは、サウジアラビアにおける7年間のユーザーベースとブランド評価を活かし、先進技術、包括的なサービス、そして現地オペレーションを深く融合させることで、市場競争力のさらなる向上を図る。
今後についてGACは、「One GAC 2.0」を指針とし、ウィン・ウィンとなる協力を中心とした長期的な発展理念を堅持する。サウジアラビアに根差し、サウジアラビアのために、サウジアラビアと融合し、サウジアラビアに奉仕し、サウジアラビアに貢献するという方針だ。
GACは、サウジアラビアおよびより広い中東地域における新エネルギー転換を着実に推進し、同地域の自動車産業の高品質な発展を促進することを目指している。




