ローデ・シュワルツとAIP Automotive、EMC試験でパートナーシップ強化…EV開発支援

ローデ・シュワルツがAIP Automotive社とパートナーシップを強化
ローデ・シュワルツがAIP Automotive社とパートナーシップを強化全 1 枚

ローデ・シュワルツ・ジャパンは、AIP Automotive Japanとのパートナーシップ強化を発表した。日本の自動車業界にイノベーションの優位性をもたらすことを目的としている。

AIP Automotiveが提供する動的運転条件下におけるEMC測定は、自動車業界において困難な評価の1つだ。車両においても、とりわけEVからの電磁放射は、動作状態によって大きく変化する。そのため、EVのEMC性能を真に理解するには、動的な運転条件下で試験することが不可欠となる。

ローデ・シュワルツのEMIテスト・レシーバとAIP Automotive製EMCシャーシダイナモメータと組み合わせた試験システムにより、自動車メーカーやTier 1サプライヤーは、現実的な動作条件下で設計のEMC性能を評価できる。

今年12月3日にオープンしたローデ・シュワルツの新しい大崎オフィスにはEMC機器の校正専用のスペースがあり、AIP Automotiveの新オフィスにも近接している。今回のパートナーシップ強化により、AIP Automotiveのサービスとサポートのターンアラウンドタイムが大幅に短縮される。

《森脇稔》

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