サスペンションの先にある“走る時間”を考える場所、KW AUTOMOTIVE JAPAN 横浜の現在地とは

KW AUTOMOTIVE JAPAN 横浜 セールスアドバイザー 天野 恭兵さん
KW AUTOMOTIVE JAPAN 横浜 セールスアドバイザー 天野 恭兵さん全 33 枚

「僕はKWの製品自体にまだまだ可能性を感じているんです。絶対に良いもののはずだから、それを自分自身で確かめ続けていきたい」そう語るのは、今年2月にオープンしたKW AUTOMOTIVE JAPAN 横浜でセールスアドバイザーを務める天野恭兵(あまの・きょうへい)さんだ。

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KW AUTOMOTIVE JAPANの母体である橋本コーポレーションに入社して約8年。KWの製品ラインナップが広がり、STサスペンションの取り扱いも始まるなかで、彼がユーザーの相談に乗り、セッティングを手がけてきた数は決して少なくない。それでもなお「まだ広がる余白がある」と話す言葉からは、KWというブランドの奥行きが伝わってくる。

◆日本車ユーザーにも、もっと身近に感じてほしい

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クルマ好きであれば、「KW」と聞いてドイツ生まれのサスペンションブランドを思い浮かべる人も多いだろう。モータースポーツの世界で培われた実績はもちろん、ストリートユースにおいても高い評価を受けてきた。実際にKWのサスペンションを装着したクルマに乗ると、路面からの入力がやわらいで、身体に伝わる感触が一変する。乗り心地が良くなるという言葉が、自然に腑に落ちる瞬間だ。

海外のブランドということもあり、輸入車向けという印象を持たれがちだが、天野さんは「日本車に乗っている方こそ、ぜひこの乗り心地を味わってほしい」と話す。

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「最近はGRヤリス、シビック・タイプR(FL5)、フェアレディZ(RZ34)といった国産スポーツカーのオーナーさんが多いですね。サーキット走行を楽しまれている方も多くて、横浜という立地ならではだと感じています。」

とはいえ、サスペンション選びは簡単なものではない。どんな乗り味を求めているのか、それを言葉にするのは意外と難しいものだ。そうした曖昧な段階から相談できる存在がいることは、大きな安心感につながる。

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「どこに問い合わせればいいのか分からない、という方にも気軽に来ていただきたいですね。今は来店予約制ですが、いずれは”ちょっとそこまで来たついでに寄っていこう”と思ってもらえるような場所にしたいと思っています。コアな要望にも対応できる製品の選択肢とノウハウの幅広さは、僕たちの強みですから」

KW AUTOMOTIVE JAPAN 横浜が誕生した背景には、そうしたひとりひとりの要望に、より丁寧に向き合いたいという思いがある。

◆ベストアンサーを探し続けるおもしろさ

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天野さんは、KWの日本市場向けハイエース用サスペンション開発にも携わってきた。本国の開発チームと何度もやりとりを重ね、ようやく形になった製品だという。スポーツカーだけでなく、人や荷物を積んであちこちを走るハイエースに目を付けた点も興味深い。

開発テストで後部座席に同乗した際、ハイエースとは思えないほど、上質な乗り心地に変わっていて驚いた。シートが変わった訳でもないのに、どこかふかふかしていて、段差を越えた瞬間に突き上げてくる地面からのショックがやわらかい。クルマ全体がどこか穏やかな印象に変わっていたのが不思議で、サスペンションの違いがここまで体感に影響するのかと、改めて感じさせられたのを覚えている。

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車種やタイヤ、使い方によって最適な答えは変わる。KWの中にしっくりくる選択肢がない場合は、STから探すという手もある。どれが正解かではなく、どれがその人のクルマに合うのか。その視点で一緒に考えてくれる引き出しの多さが、天野さんの持ち味だ。

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「僕自身、クルマで走ることは好きですが、レースそのものに強い興味があるわけではないんです。走っているクルマを、どうすればもっと良くできるのか。それが面白いんですよね」

だからこそ、カタログの数値だけでなく、実際に走って感じることを大切にしている。走行会やユーザー参加型の試乗会を通じて、体験の場をつくり続けているのも、その延長線上にある。12/23には、茂原ツインサーキットで試乗会を開催予定。KWやSTの違いを、実際の走行を通して感じられる機会となる。

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「もっとこうなるはずだと思える余白があるから、クルマは面白い」その言葉は、KWというブランドの考え方とも自然に重なっていく。KW AUTOMOTIVE JAPAN 横浜は、サスペンションを売るためだけの場所ではない。走る時間そのものを、もう一歩深く味わうためのヒントを、一緒に探してくれる場所だ。

《上之園真以》

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