eMotion Fleetが、一般社団法人日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)主催「脱炭素ソリューションピッチ2025」において、「脱炭素ソリューション賞」を受賞した。
本イベントは、JCLPの法人化を記念して開催されたもので、ビジネスを通じた脱炭素の実践を一層推進することを目的に、JCLP会員企業が有する革新的な脱炭素ソリューションを一堂に集め、広く社会に発信するとともに、需要家企業との新たな協業機会の創出を目指して実施された。当日は、厳正な審査を経て選出された10社のファイナリストが登壇し、各社によるプレゼンテーションおよび質疑応答が行われた。
eMotion Fleetは、商用EVの導入検討段階から運用フェーズに至るまで、車両、充電インフラ、電力、ソフトウェアを統合的に支援する事業モデル「商用EV導入・運用ワンストップサービス」を紹介した。事業者が直面する情報不足、導入・運用コスト、充電設備不足といった課題を包括的に捉え、現場に即した形で解決策を提供している点が高く評価された。
特に、車両運行データやエネルギーデータを活用した導入シミュレーションや運用最適化により、既存の車両および運用コストを下回る水準でのEV導入を可能にしている点、また、地域単位で複数事業者が充電設備を共有するプラットフォームの構築を通じて、EV導入を個別最適にとどめず、面的な広がりとして推進している点が評価されている。
eMotion Fleetは、今後も物流・公共交通をはじめとする商用モビリティ分野において、EVの社会実装を加速させるとともに、脱炭素化と経済性の両立を実現するソリューションの提供を通じ、持続可能な社会の実現に貢献していく。
eMotion Fleetは、日本・アジアにおけるモノ・ヒトを運ぶ事業者に商用EV導入および事業拠点の脱炭素化をワンストップで伴走支援するサービスプロバイダー。ドイツ物流大手に2万3000台、国内物流大手に500台の商用EVを導入した前身企業から創業メンバーが独立し、豊富なハンズオンの経験値を元に、事業者・自治体の商用EVフリートの計画・導入・運用を支援し、商用EVの稼働率向上、運用コスト削減、CO2削減に貢献する。




