日野自動車は12月23日、2026年1月3日から17日にサウジアラビアを舞台に開催されるダカールラリー2026への参戦準備が整ったと発表した。「日野チームスガワラ」として参戦する。
【画像】日野チームスガワラがサウジアラビアにて行われたジェッダラリー参戦し、車両とチームを最終調整
1991年に日本の商用車メーカーとして初めて同ラリーに参戦して以来完走を続け、ダカールラリー2025では34回連続完走を達成した。「世界一過酷なラリー」と言われる場で、全国の販売会社から選び抜かれたメカニックと、改良を重ね熟成させた車両により最高の総合品質を追求しゴールを目指す。
日野チームスガワラは12月4日から6日にサウジアラビアにて行われた2025ジェッダ・バハに参戦し、車両とチームの最終調整を行った。途中のステージでマイナートラブルに見舞われたものの、現地メンバーと日本メンバーで協力してトラブルを乗り越え、無事にゴールした。
ジェッダラリーではマイナートラブルに見舞われたが、日本にいるエンジニアと現地参戦メンバーによる国境をまたいだ協力でトラブルを乗り越え、ダカール本戦に向けた対策を行ったという。
競技車両には社員選手として望月裕司氏がナビゲーター兼メカニックとして搭乗するほか、門馬孝之氏がチームマネージャーとして、そして、蒔田亮子氏が女性社員初のサポートカードライバーとしてチームに帯同する。
国内販売会社からの公募で選抜された、西東北日野自動車の田沢正和氏、南関東日野自動車の今川博貴氏、広島日野自動車の菊池拓実氏の3名がメカニックとしてチームに帯同する。
開催期間中は、チームのSNSおよび各種ウェブサイトにて随時情報を更新していく。




