ローデ・シュワルツ、テクノサイエンスジャパンと協業…新オフィス内にEMC対策LAB開設へ

EMIテストレシーバー R&S ESWを用いたプローブ操作
EMIテストレシーバー R&S ESWを用いたプローブ操作全 1 枚

ローデ・シュワルツ・ジャパンは12月22日、テクノサイエンスジャパンと新たなパートナーシップ事業として、ローデ・シュワルツ・ジャパンの新オフィス内に「EMC対策LAB(仮称)」を開設すると発表した。

本取り組みは、製品のEMC(電磁環境適合性)対策に課題を抱える企業を主なターゲットとし、専門的な知識と実践的なソリューションを提供することで国内の製品開発を強力に支援するものだ。

ローデ・シュワルツ・ジャパンは本LABを、開かれた協業プラットフォームとして位置づけており、テクノサイエンスジャパンをはじめとする複数のパートナー企業との連携を通じ、より広範なソリューションの提供を目指す。

顧客へのヒアリングやアンケート調査から、顧客の関心は合否判定の前後段階に必要となる「EMC対策」に多く潜在していることが判明した。こうした顧客ニーズに応えるため、新オフィスに開設したEMC対策LABを活用することで、対策フェーズに特化した新たな顧客サポートを提供する。

EMC対策LABでは、EMC対策に精通したテクノサイエンスジャパンおよびグループ会社のテクノサイエンスシステムズのエキスパートエンジニアが中心となり、各種活動を実施する。

専門セミナーの開催では、RF系EMC(エミッション、イミュニティ)対策手法、電源変動・インパルスイミュニティ対策手法、エミッション簡易評価手法、シールディング、フィルタリング技術など、実践的なテーマのレクチャーを提供する。

実機を使った簡易測定実演では、座学だけでなく、実際の測定器を用いたデモンストレーションを実施し、対策の具体的なイメージを提供する。

個別相談会の実施では、顧客が抱える具体的な課題に対し、エキスパートが個別にアドバイスを行う。

ローデ・シュワルツは、電子計測、技術システム、ネットワークおよびサイバーセキュリティの各部門を通じ、より安全につながる社会の実現に向けて努力を重ねている。グローバルな技術指向のグループとして、90年にわたって先端技術の開発を続け技術の限界を押し広げてきた。ドイツ・ミュンヘンを拠点とした独立企業であり、長期的かつ持続的な経営を行える体制を構築している。

テクノサイエンスジャパン(1990年創業)は、ローデ・シュワルツのソリューションパートナーとして、世界のEMC(電磁適合性)規格に適応した自動化試験システムを提案し販売している。特に完全自社開発の各種EMC試験用ソフトウェアは、測定スピード、測定結果の信頼度から、公的試験機関、自動車メーカー、電子機器メーカー、民間試験ラボといった多くの顧客より高い評価を得ている。

《森脇稔》

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