佐川急便を擁するSGホールディングスは12月22日、国際的な非営利団体CDPから気候変動に対する取り組みや透明性の高い情報開示などが評価され、最高評価である「Aリスト」に5年連続で選定されたと発表した。
CDPは、企業や自治体の環境情報開示のための世界的なシステムを有する国際的な非営利団体だ。毎年数万社の企業がCDPのプラットフォームを通じて環境への影響、リスク、機会に関するデータを開示している。CDPは詳細かつ独立した手法でこれらの企業をスコアリングし、情報開示の包括性、環境リスクに対する認識と管理、野心的で有意義な目標設定など環境リーダーシップに関連するベストプラクティスの実証に基づいて、AからD-のスコアを付与している。
同社グループは、マテリアリティの一つとして「環境課題への対策強化」を掲げ、中期経営計画「SGH Story 2027」においても重点戦略「脱炭素をはじめとする社会・環境課題への対応」を設定し、脱炭素社会の実現に向けた取り組みをステークホルダーと共に進めている。
また、2050年のカーボンニュートラルを目標とした「脱炭素ビジョン」に関しては、外部環境の変化やM&Aによる規模拡大を考慮し、より一層環境と経済のバランスが取れたビジョンとするための見直しを進めている。
SGホールディングスグループは、今後も顧客、従業員、地域社会、株主、取引先といった事業を取り巻くすべてのステークホルダーの期待に応えるため、気候変動対応をはじめとするESGの取り組みにより、持続可能な社会の実現に貢献していく。




