芝浦電子は12月23日、中国・上海に子会社を設立すると発表した。2026年1月に設立する。
世界的に需要拡大が見込まれるサーミスタ市場において、さらなる売上拡大を目指すため、販売機能の強化を推進する。上海に現地法人を設立することで、グローバル化を推進する上での中華圏における中核拠点とし、中国の実情に即した人材確保を行い、現地でのシェア拡大を図る。
設立する子会社は「芝浦電子国際貿易(上海)有限公司(仮称)」で、所在地は中華人民共和国上海市嘉定区菊園新区昌徐路88号。法人代表取締役董事長には同社取締役の笹渕博志氏が就任する。
事業内容は中国顧客へのサーミスタの販売で、資本金は250万元。芝浦電子が100%出資する。会社設立日は2026年1月の予定で、事業開始日は2026年2月1日を予定している。
同社は、子会社設立に伴う2026年3月期の連結業績に与える影響は現時点において軽微、としている。




