次世代自動車セキュリティ、アウトクリプトが紹介へ…CES 2026

アウトクリプトの自動車セキュリティ(イメージ)
アウトクリプトの自動車セキュリティ(イメージ)全 1 枚

韓国の自動運転セキュリティおよびMaaSソリューション企業のアウトクリプトは、2026年1月6日から9日まで米国ラスベガスで開催されるCES 2026において、「AutoCrypt PKI-Vehicles」を含む将来を見据えたセキュリティソリューションを紹介すると発表した。

アウトクリプトは、自動車メーカーおよびサプライヤー向けに、格子暗号ベースのデジタル署名アルゴリズムML-DSA(CRYSTALS-Dilithium)に対応した次世代公開鍵基盤(PKI)ソリューション「AutoCrypt PKI-Vehicles」を開発した。

同社は、自動車システムおよびOEM固有の環境に適用可能なML-DSA基盤のPKIをいち早く商用提供するベンダーの一社となった。

近年、量子コンピューター技術の進展により、従来の公開鍵暗号を前提としたセキュリティ対策は大きな転換点を迎えている。各業界では、米国国立標準技術研究所(NIST)が進める耐量子計算機暗号(PQC)標準への対応が急務となっており、自動車業界も例外ではない。

長期間にわたり運用される車両および車載機器においては、将来の量子コンピューターによって現在の暗号方式が突破されるリスクを見据えた「量子耐性」の確保が重要な課題となっている。

ML-DSAは、2024年にNISTが策定した耐量子計算機暗号(PQC)のデジタル署名標準「FIPS 204」で採用されたアルゴリズムであり、デジタル署名のグローバル標準として位置付けられている。

アウトクリプトは、ML-DSA対応PKIソリューションを自動車向けに提供することで、国際標準に準拠し、将来を見据えたセキュリティ基盤を求める自動車メーカー・サプライヤーを支援していく。

《森脇稔》

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