エンジンルーム温度を最大19度低減、タナベ『GRカローラ』用クーリングプレート発売

タナベ GT COOLING PLATE GRカローラ装着例
タナベ GT COOLING PLATE GRカローラ装着例全 6 枚

サスペンション・マフラー・ホイールのトータルメーカー・タナベから、マイナーチェンジ後のトヨタ『GRカローラ』向けのエンジンルーム冷却プレート「GT COOLING PLATE」が発売された。税込み価格は5万1700円。

【画像】タナベ『GRカローラ』用クーリングプレート

タナベでは、GRカローラはターボ車特有のエンジンルーム温度上昇対策が課題と考えていた。同車はフロントグリルから空気を取り込み、左右のダクトへ風を送る構造だが、左側ダクトはエアークリーナーに誘導される一方、右側ダクトには出口がなく風を遮っていた。

今回発売されたクーリングプレートは、この右側ダクトに新たな通路を設けることで、走行風をエンジン後方のターボまで導く設計とした。純正では活用されていなかった走行風に新たな動線を与え、より効率良くエアを導くことでエンジンルームの冷却効率を最大化している。

タナベ GT COOLING PLATE GRカローラ用タナベ GT COOLING PLATE GRカローラ用

取り付けは純正のラジエーターサポートオープニングカバーと交換して行う。純正の付属パーツはクーリングプレートに装着可能で、フィッティングにもこだわった設計となっている。整流効果向上の鍵となる導風ダクトは、フロントグリルから取り込んだ新鮮な空気を効率的にエンジンルーム内へ導く。

同社の計測テストでは、純正カバーとの交換で、最大-19℃の冷却効果を確認。走行距離が増すごとに純正プレートとCOOLING PLATEでの温度差ができる傾向にあり、十分な効果が証明されたとのこと。エンジン後方のタービンに対しても効率的に冷却効果を発揮していること証左となっている。

対応車種はトヨタ ・GRカローラ(GZEA14H 2022年12月以降)※4WD・1600ccターボで、計測テスト確認グレードはRZ(寒冷地仕様)。

《ヤマブキデザイン》

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