オペル『アストラ』改良新型は表情一新、EVは航続454kmに拡大…ブリュッセルモーターショー2026

オペル・アストラ 改良新型
オペル・アストラ 改良新型全 7 枚

オペルは、改良新型『アストラ』とワゴンの『アストラスポーツツアラー』を1月9日にベルギーで開幕するブリュッセルモーターショー2026で世界初公開すると発表した。

【画像】オペル・アストラ 改良新型

ドイツ・リュッセルスハイムで設計・開発・製造される改良新型は、よりシャープなデザインと先進技術、快適装備を採用している。

最大の特徴は、進化したオペルビザーに初めて常時点灯するオペルブリッツを採用したことだ。フロントデザインは最新の高性能コンセプトカー「コルサGSEビジョングランツーリスモ」から着想を得ている。照明付きのオペルコンパスも初採用され、より鋭く技術的で現代的な外観を実現した。新色のメタリック塗装「コントゥールホワイト」と「クローバーグリーン」も用意される。

コンパクトクラスで唯一となる照明技術も注目だ。オペルビザーの両側には、5万超の発光素子を持つアダプティブでグレアフリーのインテリラックスHDライトを搭載。最上位SUV『グランドランド』から採用された技術で、先行車や対向車をより速く正確に検知して照射範囲から除外する。ステアリング角度に応じて光の範囲をデジタル調整し、カーブ走行時にドライバーの視線を直感的に誘導。悪天候や霧のモードでは、濡れた路面による反射を検知して光の強度を調整する。

内装も大幅に進化した。エントリーモデルから、オペルが独自開発したインテリシートを標準装備する。ロードバイクのサドルデザインから着想を得た中央部の特殊な窪みが尾骨への圧力を軽減し、長距離ドライブでも快適性を保つ。上級仕様では、AGR認証を取得したマルチ調整可能シートを選択でき、リニューニット製カバーは100%リサイクル素材で作られている。

オペルの「グリーノベーション」アプローチに基づき、改良新型アストラの内装は100%リサイクル素材で構成される。シートカバー以外にも、多数の資源節約型素材と表面構造が採用されている。

電気自動車版の『アストラエレクトリック』は、58kWhバッテリーにより最大454kmの航続距離を実現。従来モデルより約34km延長された。さらに初めてV2L(ビークル・トゥ・ロード)機能を搭載し、電動自転車などの外部機器を充電できる。

実用性も高い。ハッチバックは後席を倒すと最大1339リットルの荷室容量を確保。アストラスポーツツアラーは最大1634リットルで、後席バックレストは40対20対40の比率で柔軟に折りたためる。

《森脇稔》

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