車内から食事予約や駐車料金支払いが音声で可能に、サウンドハウンドAIが新機能を初公開へ…CES 2026

サウンドハウンドAIがCES 2026で新機能を初公開へ
サウンドハウンドAIがCES 2026で新機能を初公開へ全 1 枚

サウンドハウンドAIは、車両、テレビ、スマートデバイス向けエージェントAI「アメリア7」の全機能を、CES2026で初公開すると発表した。同時に、車両向けビジョンAIの初のライブデモも実施される。

これにより、AIエージェントが食事の注文、レストラン予約、駐車料金の支払い、チケット予約、旅行手配などを実行できる音声コマース市場が大幅に拡大する。

同社のAIエージェント統合プラットフォームは、車内に新たな機能をもたらす。複数のエージェントがドライバーに代わってタスクや取引を実行できるようになる。これには、同社独自の音声コマースエージェントによる大手レストランブランドでの食事注文や予約から、メールチェックやスケジュール調整を可能にする外部エージェントまで含まれる。

サウンドハウンドはCES2025で車内音声注文機能を発表した。2026年には、同社の本格的なエージェントプラットフォームが新機能によって拡張される。

コマース機能として、世界最大のオンラインレストラン予約プロバイダー、オープンテーブルを活用したレストラン予約、世界最大の駐車サービスプロバイダーであるパーコペディアを活用した駐車料金支払い、米国全土の数千のレストランでのテイクアウト注文、フライト予約とホテル予約が可能になる。

さらに、AIエージェントを活用した追加機能として、インテリジェント車両診断、サービス予約やディーラーとのアポイントメント予約、人気のカレンダー、メール、メッセージへのアクセス、会議予約機能などが提供される。

同社の主力プラットフォーム「アメリア7」上に構築された広範なオムニチャネルエージェント環境は、MCPおよびA2Aプロトコルに最適化された任意のエージェントをホストできる。これにより、大企業から自動車メーカーまで、あらゆる企業がアメリアプラットフォーム上で構築し、自社製エージェント、事前構築エージェント、サウンドハウンドエコシステム外のエージェント、またはこれらすべての組み合わせを通じて最高のエクスペリエンスを実現できるという。

サウンドハウンドはCES 2026で、車両向けビジョンAIも初披露する。これは視覚と音声AIをシームレスに統合した新機能で、車内アシスタントが周囲の世界を聞き、見て、解釈できるようになる。

ビジョンAIは、車両カメラのリアルタイム視覚認識と、サウンドハウンドのポラリス自動音声認識、自然言語理解、エージェント統合、音声合成技術を統合することで機能する。その結果、ドライバーが安全かつハンズフリーでより多くのことを実行できる、高速で摩擦のないインタラクションが実現する。

ビジョンAIの使用例としては、「右側のあの建物について詳しく教えて」といった有名なランドマークの情報取得、「あの看板の番号に電話して」といった看板情報の活用、「あの標識を翻訳して」といった都市部での移動支援、「今通過した出口は何番?」といったドライブでの利用などがある。

サウンドハウンドのエージェント音声コマースプラットフォームと同様に、ビジョンAIはドライバーと乗客が運転中により多くのことを実行できるようにする。これらの技術を組み合わせることで、自然な会話だけで車内から情報発見、エンターテインメント、取引、インタラクションがより多く可能になる。

ブースでは他にも、エヌビディアとの協力によるエッジ上で動作するエージェントAIを紹介する。エヌビディアドライブAGXプラットフォーム上で直接、多言語機能を含む高度なLLM駆動エクスペリエンスを実演する。同社はエヌビディアの「エクスプローラー・トゥ・ウィン」パスポートプログラムに参加する。

来場者は、スマートテレビからの食事注文、ウルトラビオレットの二輪車用ヘルメット内音声制御、サウンドハウンドのAI主導ドライブスルーなど、インテリジェントなインタラクションを含むデモも体験できる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ラガー』30年ぶり復活か?…土曜ニュースランキング
  2. 雨の季節、濡れた傘をすっきり収納! 車内快適「傘入れ」[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. カーオーディオ用DSPコントローラー機能搭載USBプレーヤー「DSD-Z100」発売 イース・コーポレーション
  4. トヨタ自動車、正社員の平均年収初の「1000万円超え」[新聞ウォッチ]
  5. 名車や希少車が! 移動自動車博物館、ミラフィオーリ2026開催
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. シトロエン『C3』新型にEV「e-C3」、航続388km…399万9000円から
  2. 「もはや地図事業だけではないHERE」…人とくるまのテクノロジー展2026初出展の背景を枝代表に訊ねる
  3. セキュア開発における脅威分析【自動車セキュリティ解説 第2回】
  4. 英Parkopedia、新APIでEVの「充電不安」解消へ…公共充電器の最大43%が実質利用不可という業界課題に対応
  5. 6/23申込締切 次のステップを模索する中国自動車メーカーの戦略を俯瞰する
ランキングをもっと見る