ヤマハ発動機は1月6日、静岡県磐田市に所在する本社エリア内にて新社屋の建設を決定し、2026年から着工すると発表した。建設予定の新社屋は「コーポレート棟(仮称)」と「品質保証センター」の2棟で、ともに2028年に竣工予定だ。
同社は磐田に本社機能を移転してから54年、「世界の人々に新たな感動と豊かな生活を提供する」という企業目的のもと、磐田をモノづくりの中心に据え「感動創造企業」として歩み続けてきた。しかし現在の社屋は老朽化に加え、スペース不足や機能の分散といった課題を抱えており、これらを解決するため新社屋の建設を決定した。
新社屋では本社エリアの機能部門を集約し、業務の効率化と機能強化を実現する。さらにコロナ禍を経て定着した「出社と在宅勤務の併用」という柔軟な働き方に対応し、オフィス環境はチームや部門の垣根を越えたコミュニケーションを促進する設計としている。
「コーポレート棟(仮称)」は、本社エリアにおけるコーポレート機能を担う中核拠点として、地上8階、延床面積2万7524平方mの規模での建設を予定している。オフィスコンセプトは「Waku Work!(ワクワク)」を掲げている。
「Flow(ヒトが流動し)」「Open(部門を越えたコミュニケーションを生み)」「Wellness(心身ともに健康に働ける職場)」を目指し、世界の人々に感動を届ける従業員が「Waku Work!」を醸成する職場を創出する。
防災対策としては免震構造を採用することで、事業継続性を強化する。合わせてエネルギー効率の最大化を図った設計にすることで、運用コスト削減と環境負荷低減の両立を目指す。
品質保証センターの完成イメージ
「品質保証センター」は、本社エリアにおける品質保証機能を担う中核拠点として、地上6階、延床面積1万1444平方mの規模での建設を予定している。
現在7つの建屋に分散している品質保証に関する機能部門や設備を高度化・集約し、各事業における品質保証機能の中核拠点として、確実な法規対応に加え、高品質な製品やサービスの提供に向けた活動をより強固に推進していく。
またオフィスの集約に伴い、業務効率の向上や連携強化のみならず、品質に関する情報や知見の共有を活発化することで、品質保証に関する人材の育成や啓発活動をさらに強化していく。




