BMWの新世代EV「ノイエ・クラッセ」、安全システム中核にQNXの基盤ソフト採用…CES 2026

BMW iX3 50 xDrive
BMW iX3 50 xDrive全 5 枚

ブラックベリーの事業部門のQNXは1月6日、CES 2026において、QNXのテクノロジーがBMWの新世代EV「ノイエ・クラッセ」に採用されたと発表した。BMWの次世代モデル全体にわたり安全上重要なシステムをサポートする。

【画像】BMW iX3 50 xDrive

今回のマイルストーンは、QNXとBMWグループが2021年に初めて発表した複数の自動車ラインへのSAEレベル2/2+運転者支援システムの共同開発・導入を目的とした複数年契約を基盤とし、その発展を示している。ノイエ・クラッセは、両社のコラボレーションの新たな進化を体現している。

BMWは車両アーキテクチャを抜本的に再構築しており、QNXの基盤ソフトウェアはその中核的な安全層としての役割を担っている。

BMWグループのノイエ・クラッセは、「スーパーブレイン」と呼ばれる4つの高性能演算ユニットで構成されるデジタル神経系を搭載している。これらのユニットは、自動運転、インフォテインメント、ドライビング・ダイナミクス、車両オペレーションなどの中核機能を管理している。

QNXのリアルタイムOSとハイパーバイザー技術は、電気自動車メーカーの上位25社のうち24社で採用されていることに加え、現在2億7500万台以上の自動車に搭載されており、こうしたミッションクリティカルな領域において、決定論的なパフォーマンス、セキュアなドメイン分離、フェイルオペレーショナル機能を実現する。

SDVがさらに複雑化する中、QNXは自動車メーカーが変化に対応し、イノベーションを加速させ、より安全かつスマートな自動車を提供できるよう、引き続き支援していく。

QNXは、トヨタ、ホンダ、BMWグループ、ボッシュ、コンチネンタル、東風汽車、吉利汽車、メルセデスベンツ、フォルクスワーゲン、ボルボなど、世界の主要なOEMメーカーおよびTier1サプライヤーから、ソフトウェア主導による未来の基盤として信頼されている。その基盤ソフトウェアは、デジタルコックピットや先進運転支援システム(ADAS)からインフォテインメントシステム、ドメインコントローラーに至るまで、将来を見据えたエンジニアリング設計をサポートし、自動車メーカーがより迅速かつ低コストでイノベーションを市場に投入することを可能にしている。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「カッコ良すぎて夢に出そう」カワサキの新型スーパーチャージャーバイク『Ninja H2 CARBON』にSNSでは期待の声
  2. BYDの軽EV『ラッコ』に1週間乗って見えてきたこと---9月の試乗記ベスト5
  3. トヨタ『シエンタ』の前席が回転、「スイベルシート」販売再開…ドア閉めたまま回転可能に改良
  4. トヨタ『C-HR』、「GRスポーツ」に新色オニキスグレーマットと20インチホイール採用…欧州発売10周年記念
  5. トヨタ『アルファード』が2027年に大幅改良、新型エルグランドとのガチンコ対決の行方は
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  2. セレンスAIの緊急車両検知技術、東大発「AS Mobi」の自動運転バスに導入…2027年商用化めざす
  3. 中国ヒューマノイドに自動車アフターマーケットの課題解決のヒントがあった…2026世界ロボット大会
  4. 【ホンダ スーパーワン】CMFで“刺激”表現、『N-ONE e:』との同時開発だからこそできた差別化とは
  5. インド国産化の進め方、事業の核の築き方【インド・新自動車大国の素顔】
ランキングをもっと見る