日本特殊陶業は東京オートサロン2026でNGKスパークプラグの役割と交換の重要性を体験型展示で訴求した。
ブースで伝えたスパークプラグの重要性
NGKスパークプラグブース…東京オートサロン2026
東京オートサロンの展示といえば新製品やコンセプトモデルが通例だが、NGKスパークプラグで知られるNiterraグループの日本特殊陶業は主力商品のスパークプラグ現行品を用いて、スパークプラグの役目と大切さをアピールした。
NGKスパークプラグブース…東京オートサロン2026ブースのイメージモデルとして用意されたスカイラインGT-R(R34)のチューニングカーは、スーパーGTのGT500クラスで歴代最多となる25勝を記録し、2026年からはNISMOチームの監督を務めることになった松田次生監督の相棒だ。このGT-RにはNGKスパークプラグ「BKR7EIX-11PS」が装着されている。
歴史展示で振り返るNGKスパークプラグ
NGKスパークプラグブース…東京オートサロン2026展示ではNGKスパークプラグの歴史も紹介された。それによれば日本特殊陶業が創立されたのは1936年で、1937年にはスパークプラグの生産を開始している。純国産車のトヨタクラウンがデビューしたのは1955年のため、それより20年近くも前に創立したことになる。日本のモータリゼーションを支えてきた歩みがうかがえる。
1951年に熱伝導率の高い銅を中軸に採用する「NGKスーパー」を発売し、碍子(白い絶縁部分)にヒダを設けて電気的絶縁性の向上も果たした。1971年にはカーステレオなどへのノイズ混入を防ぐ「レジスタープラグ(抵抗入りプラグ)」、中心電極を1mmとして着火性を向上した「Vプラグ」を発売開始。1979年には中心電極に90度のV型溝を施し、火花が大きくなるようにした「グリーンプラグ」が登場した。
NGKスパークプラグブース…東京オートサロン20261985年には白金の細径中心電極とテーパーカット外側電極により着火性を向上させた「VXプラグ」、1996年には中心電極にイリジウムを用いた「イリシリーズ」を導入し、2000年には「イリシリーズ」をさらに進化させた「イリジウムIXプラグ」が登場した。
2011年には世界初の新素材であるルテニウムを配合した中心電極と、白金突き出し+オーバーハング形状を採用した「プレミアムRXプラグ」が登場。2019年には二輪専用スパークプラグとして、D断面形状を持つ外側電極を採用した「MotoDXプラグ」がデビューした。
交換時期の目安と軽自動車での注意点
NGKスパークプラグブース…東京オートサロン2026パネル展示ではスパークプラグの働きや構造、交換の必要性と時期などが紹介されていた。エンジンのカットモデルも展示され、吸気、圧縮、膨張、排気の4行程を作動状態で確認できるようにしていたほか、ノーマルプラグと「プレミアムRXプラグ」の点火状態の違いを確認できるデモ機も用意された。
一般的なスパークプラグの交換時期は次のように示されていた。
一般プラグや片側貴金属プラグ:2万km
両側貴金属プラグ:10万km
プレミアムRXプラグ:12万km
NGKスパークプラグブース…東京オートサロン2026ただしこの距離は小型車や普通乗用車の目安で、エンジン回転が高くなりがちな軽自動車の場合は約半分が目安だという。交換時期は走行距離ではなく、エンジンが合計で何回転したかで決まるからだ。プレミアムRXプラグは3000円弱と単価は高めだが、一般プラグや片側貴金属プラグの6倍もの寿命があり、結果的にはお得なことがイメージしやすい。
交換体験デモで学ぶ失敗しない締め付け
NGKスパークプラグブース…東京オートサロン2026スパークプラグの交換方法を体験できるデモ機も用意されていた。参考になったのは、シリンダーヘッド内部の深い位置にあるスパークプラグのネジ山を傷めずに交換する方法だ。
現代のスパークプラグはシリンダーヘッドに設けられた深い穴の奥に配置されるため、最初の締め付けからプラグレンチを使いがちだ。しかし最初からプラグレンチを使うと、斜めに入ってしまっても気づきにくいことがある。そこで役立つのがビニールホースだ。プラグの太さに合ったホースを使えば最初の締め付けトルクを弱くでき、斜めに入ったときはホースが空回りして締め込みを防げる。作業に慣れたプロのメカニックなら最初からプラグレンチでも違和感を感じ取れるが、何年かに1度しか行わないアマチュアには分かりやすく確実な方法と言える。
クイズとグッズで盛り上がる来場者参加型
NGKスパークプラグブース…東京オートサロン2026ひととおり知識を得た後はクイズも用意されていた。Instagram(インスタグラム)に登録のうえ、スパークプラグに関するクイズとアンケートに答えると、ガシャポンを回せる権利が得られる。賞品はタオルやステッカーなどで、多くの来場者が参加し、賞品を手にして笑顔を見せていた。
またステッカーやぬいぐるみ、帽子などのグッズ類も販売され、こちらも好調だった。NGKスパークプラグの人気ぶりがうかがえた。
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