都市型小型EV『Lean3』量産仕様を初公開、「1品モノとは根本的に違う」オートバックスで8月発売へ…東京オートサロン2026

リーンモビリティ Lean3 量産仕様(東京オートサロン2026)
リーンモビリティ Lean3 量産仕様(東京オートサロン2026)全 29 枚

リーンモビリティは、「東京オートサロン2026」(1月9~11日、幕張メッセ)のオートバックスブースにて、都市型小型EV『Lean3』の量産仕様を初公開した。

【画像】リーンモビリティ Lean3 量産仕様

従来の試作品とは「根本的に違う」という市販モデルは、2026年8月より日本および台湾での販売を開始する。価格は169万8000円から。

◆量産図面で作り上げた「本物」の市販仕様

ブースで取材に応じたリーンモビリティ創業者の谷中壯弘社長は、今回展示された車両について「量産用の図面で全ての部品を作り上げている」と説明。「従来のデモカーはデザインこそ同じでしたが、部品は言ってしまえば1品モノで作ったり、あるものを引っ張ってきたりしていた。今回の市販仕様とは根本的に違います」と、その完成度の高さを強調した。

デザイン面でも大きな進化を遂げている。エアコンの冷却機能を確保するためのダクトを新たに追加したほか、全体的により「シャープ」な印象を与えるデザインへとリファインされた。谷中氏は「かなり良くなっている」と自信を見せる。

量産仕様の特徴であるダクトはデザイン上のポイントにもなっている。量産仕様の特徴であるダクトはデザイン上のポイントにもなっている。

◆オートバックスが販売・メンテナンスを全面サポート

販売はオートバックスグループとの業務提携により展開される。オンライン予約・店舗での実車確認・納車までをサポートする販売方式を採用し、オートバックスグループの整備ネットワークを活用したアフターサービス体制を構築する。

ブースに立つオートバックスのスタッフも「メンテナンスまで全部面倒見ます!」と力強くアピール。小型EVならではの「購入後のサポートが不安」という声に応える体制が整えられている。

価格は169万8000円から(税込、補助金含まず)に決定。エアコンは標準装備となる。

「一時はエアコンをオプションにしようかとも考えたが、そういうわけにはいかない」と、ユーザーの快適性を優先した判断を明かした。

量産仕様『Lean3』のコックピット。サイドウィンドウの下にエアコンの吹き出し口が見える量産仕様『Lean3』のコックピット。サイドウィンドウの下にエアコンの吹き出し口が見える

生産は台湾で行われ、日本国内と台湾の両市場で2026年8月頃から販売を開始する予定。細かな仕様については「まだ決めきれていない部分もある」とのことで、発売に向けて詰めの作業が続いている。

◆Lean3の主要スペック

Lean3は前2輪操舵・後1輪駆動の3輪構造を採用した都市型小型EV。独自の「アクティブ・リーン・システム」により、車体を最適な角度に制御し、コーナリングや荒れた路面でも安定した走行を実現する。

《根岸智幸》

メディアビジネスコンサルタント、ソフトウェアエンジニア、編集者、ライター 根岸智幸

メインフレームのOSエンジニアを皮切りに、アスキーで月刊アスキーなど15誌でリブート、リニューアル、創刊を手がける。クチコミグルメサイトの皮切りとなった「東京グルメ」を開発し、ライブドアに営業譲渡し社員に。独立後、献本付き書評コミュニティ「本が好き!」の企画開発、KADOKAWA/ブックウォーカーで同人誌の電子書籍化プロジェクトなど。マガジンハウス/ananWebなどWebメディアを多数手がけ、現在は自動車とゲーム、XRとメディアビジネスそのものが主領域。 ・インターネットアスキー編集長(1997-1999) ・アスキーPC Explorer編集長(2002-2004) ・東京グルメ/ライブドアグルメ企画開発運営(2000-2008) ・本が好き!企画開発運営(2008-2013) ・BWインディーズ企画運営(2015-2017) ・Webメディア運営&グロース(2017-) 【著書】 ・Twitter使いこなし術(2010) ・facebook使いこなし術(2011) ・ほんの1秒もムダなく片づく情報整理術の教科書(2015) など

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