ソニー・ホンダモビリティ「AFEELA」、車内デザインにイトーキが参画…移動を超えた新たな空間創出へ

ソニー・ホンダモビリティ『AFEELA Prototype 2026』
ソニー・ホンダモビリティ『AFEELA Prototype 2026』全 4 枚

イトーキは、ソニー・ホンダモビリティが開発を進めるモビリティブランド「AFEELA」において、車内空間および体験価値に関する協創パートナーとして参画すると発表した。

【画像】AFEELA 1

CES 2026のソニー・ホンダモビリティブースにて、2026年に発売予定の「AFEELA 1」のPre-Productionモデル(先行量販車)およびAFEELA Prototype 2026が公開されている。イトーキは、AFEELA Prototype 2026の車内空間および体験価値の協創パートナーとして参画する。

今回の協創は、デジタル技術の進展やライフスタイルの変化に伴い、移動中の時間を含む様々な場所で過ごす時間の価値が見直されつつある中で実現した。モビリティを移動を超えた新たな空間として再構築する可能性に挑戦するという両社のニーズが重なり、協創に至った。

プロジェクトでは、空間における姿勢・視線・明るさ・音環境などの要素が、人の集中やリラックス、コミュニケーションにどのような影響を与えるかといった観点から、車内空間におけるインテリアや照明のあり方について意見交換を重ねている。

イトーキは「明日の『働く』を、デザインする。」をミッションステートメントに掲げ、オフィス空間のみならず、在宅やサードプレイスなど多様な環境でのクリエイティビティ(創造性)とプロダクティビティ(生産性)を高める環境づくりに取り組んできた。

CES 2026会場で公開されたビデオメッセージでは、イトーキ常務執行役員商品開発本部長の長尾和芳氏が登場。135年にわたり培ってきた人間工学・空間デザインの知見を基盤に、モビリティが創造性と生産性を高める新たな生活空間へ進化し得るという展望についてコメントしている。

長尾氏は「ソニー・ホンダモビリティとの協創は、単にモビリティの空間デザインにとどまらず、人々のライフスタイルや時間の使い方そのものを再構想する挑戦」とし、「モビリティを『移動のための手段』から、『公私ともに生活の質を高める新たな居住空間』へと進化させる可能性を強く感じている」と述べた。

イトーキは今回の協創で得られた知見を、今後の製品・サービス開発や空間提案にも応用していく方針だ。詳細が開示可能となる段階で、プロジェクトの内容や具体的な取り組みについてあらためて発表する、としている。

《森脇稔》

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