運転中のスマホ操作を防ぐ特許技術、画面は見えるが操作できない仕組みをスマートセーフが実用化…CES 2026

運転中のスマホ操作を防ぐ特許技術
運転中のスマホ操作を防ぐ特許技術全 1 枚

スマートセーフは、運転中のスマートフォン操作による事故を防ぐ特許技術「スマートセーフコンソールシステム」の商用化パートナーとして、オタワインフォテインメント(OI)を選定したと発表した。

この技術は、CES 2026のオタワインフォテインメントブースにおいて、実用化モデルを公開している。

バージニア工科大学交通研究所によると、運転中のメール操作は事故リスクを23倍に高めるという。JDパワーの2025年テクノロジー体験指数調査では、顧客が直感的で信頼性が高く、安全性を向上させる技術を求めていることが明らかになっている。デジタルコックピットが高機能化する中、画面やアプリ、接続デバイスの複雑さを管理するソリューションの必要性がこれまで以上に高まっている。

スマートセーフの共同創業者であり発明者のタルカン・バスティヤリ氏は、ドライバーがスマートフォンに手を伸ばし続ける様子を繰り返し目撃したことから、この技術を考案した。通知やアラート、常時接続の必要性により、注意散漫はほぼ避けられない状況となっていた。

同氏が開発した特許取得済みのカセット式ケースは、車両がドライブモードの際にスマートフォンを固定する仕組みだ。ドライバーは保護された窓から必要な情報を確認できるが、デバイスを手に取る誘惑は完全に排除される。この直感的な体験は、摩擦を加えることなく行動を変えるよう設計されている。

オタワインフォテインメントは、工業デザインの洗練、ハードウェアと組み込みソフトウェアアーキテクチャの開発、そして自動車メーカーの期待とティア1の製造システムに沿ったソリューションを手がける。この協力により、スマートセーフの特許技術とオタワインフォテインメントの技術力および先進コックピットシステムの経験が結集される、としている。

《森脇稔》

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