三菱ふそうトラック・バスの親会社であるダイムラートラックは1月13日、欧州21の市場におけるFUSOブランドのトラックの販売・アフターサービス代理店として、スイスのエミール・フライ・グループを選定したと発表した。
今回の体制変更は、2026年4月1日に事業開始を予定している持株会社ARCHIONの下でのFUSOと日野ブランドの統合の一環。FUSOの小型トラックは、現在の欧州市場の全てで販売を継続する予定だ。
今回の協業の対象となる市場は、アルバニア、オーストリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブルガリア、クロアチア、チェコ、フランス、ドイツ、ギリシャ、コソボ、リヒテンシュタイン、モナコ、モンテネグロ、北マケドニア、ポーランド、ルーマニア、スイス、セルビア、スロバキア、スロベニア、ハンガリーの21市場となる。
エミール・フライ・グループは、自動車整備士であったエミール・フライによって1924年にスイス・チューリヒで設立された企業。現在では欧州を代表するモビリティ販売会社の一つで、乗用車、軽商用車、トラック、バス、農業用機械、二輪車、および関連する金融・物流サービスを提供する販売・サービスネットワークを欧州一円に擁している。
従来のディーラー体制に加え、最先端のデジタル販売プラットフォームによって顧客と接している。同グループは2万5000人の従業員を擁し、欧州20の市場において年間60万台以上の車両を販売している。
本協業では、欧州最大規模の自動車販売会社によるサービスによって、欧州市場の顧客との関係強化を目指す。三菱ふそうトラック・バスは欧州において、商用車電動化の促進を継続する。
欧州ではFUSOの電気小型トラック「eCanter」を2017年から販売しており、都市内のラストワンマイル輸送から自治体サービス、造園業、建設用途まで、多様な事業用途に対して電気トラックを提供している。三菱ふそうトラック・バスはエミール・フライ・グループと共同で、サステナブルな輸送ソリューションへの転換を加速するとともに、欧州の小型トラック市場におけるリーダーとしての地位をさらに強固にすることを目指す。




