コアは1月13日、クラウド型点呼システム「Cagou IT点呼」が業務前自動点呼機器として国土交通省より認定を受け、サービス提供を開始したと発表した。
業務前自動点呼は、運転者が業務開始前に運行管理者と対面で行っていた点呼を、ロボットなどの機器やシステムを用いて自動化する仕組み。業務後自動点呼は2023年に制度化されていたが、業務前については安全運行に関わる重要性から慎重に検討が進められてきた。2025年4月の国交省告示改正により、正式に実施が認められた。
業務前自動点呼では、従来のアルコール検知や指示事項の確認に加え、体温・血圧等の生体情報を測定することで運転者の健康状態を定量的に把握し、運行の可否を判断することが新たに加わる。
併せて、点呼実施場所も拡充された。当初は「営業所および営業所の車庫」のみに限定されていたが、告示改正により「事業用自動車内、待合所、宿泊施設、その他これらに類する場所」でも自動点呼が実施できるようになった。これにより、運転者の勤務形態や運行環境に柔軟に対応できるため、運行管理者、運転者双方の労働時間が削減できる。
「Cagou IT点呼」は、運行管理者・運転者の業務負荷を最大限削減することをコンセプトに開発されたクラウド型点呼システム。今回、対面点呼、電話点呼、IT点呼、遠隔点呼、業務後自動点呼に加え、業務前自動点呼に対応することで、運行管理者・運転者双方の長時間労働の削減が可能となる。
主な特長として、全ての点呼方式に対応し、1ライセンスで全ての点呼方法が利用できるため低コストでの提供を実現している。専用端末の追加購入は必要なく、手持ちのモバイル端末を利用できる。また、直感的な画面設計でスムーズに導入可能で、導入時の教育コスト・教育時間も最小限で済むと好評を得ている。
同システムは国交省の事故防止対策支援推進事業における「令和7年度 過労運転防止のための先進的な取り組みに対する支援」の補助対象機器に認定されており、より初期コストを抑えた導入が可能となっている。
コアは1969年創業の東証プライム市場上場企業。ソーシャル・ソリューションメーカーとしてICTで社会課題を解決し、価値を共創する企業としてSXの実現に取り組んでいる。




