アプリリアレーシングは1月15日、2026年MotoGPシーズンに向けた新型マシン「アプリリア RS-GP26」を発表した。マルコ・ベッツェッキとホルヘ・マルティンのコンビで2年目のシーズンに挑む。
【画像】アプリリアレーシングの2026年マシン「RS-GP26」
新型マシンの最大の特徴は、アプリリアブランドの歴史において高貴なシンボルであるライオンの復活だ。拠点を構えるノアーレから数キロの場所に位置するベネツィアの翼の生えたライオン「レオーネ・アラト」は、地域との強い絆を表すだけでなく、チームとライダーのパワー、強さ、決意、勇気を完全に反映した価値観を体現している。
2025年シーズンは、アプリリアレーシングにとって史上最多勝利を記録した。マニュファクチャラーズ・チャンピオンシップで418ポイントを獲得して2位となり、史上初めて400ポイントの壁を破った。また、ライダーズ・チャンピオンシップでは、マルコ・ベッツェッキが353ポイントを獲得して3位となり、アプリリアレーシングのMotoGP史上最高の結果となった。
アプリリアレーシング
これに加えて、スプリントレース3回、メインレース4回で合計19回の表彰台獲得、これまでの記録に並ぶ5回のポールポジション、そしてオーストラリアGPでアプリリアにとって300勝目となるなど、数々の印象的な成績を残している。この記録は後に302勝にまで伸び、アプリリアレーシングは世界グランプリの歴史上、最も勝利を収めたヨーロッパのメーカーであることを確固たるものにした。
2026年シーズンを戦うライダーは、マルコ・ベッツェッキとホルヘ・マルティンだ。昨シーズンのベッツェッキは、ライダーズチャンピオンシップのランキングで総合3位を獲得するなど、非常にハイレベルなシーズンを牽引し、アプリリアレーシング史上最高のライダーとしての地位を確立した。
怪我に悩まされた2025年シーズンを経て、フロントフェアリングに89番のゼッケンを付けるホルヘ・マルティンは、新たなシーズンに挑むべく準備を整えている。マルティンにとって2026年は気持ちを新たにし、強い決意と自身のポテンシャルを最大限に発揮したいという強い意志を持って臨む。
アプリリアレーシング RS-GP26ファクトリーライダーをサポートするテストライダーには、近年RS-GPの開発と成長に多大な貢献を果たしてきた、ロレンソ・サバドーリが引き続き就任した。
アプリリア RS-GP26は、アプリリアレーシングのMotoGPプロジェクトにとって重要な進化を示している。最高レベルで競い、アプリリアレーシングをMotoGPの主役として確固たる地位にするために、あらゆる細な部分まで再設計された。
エアロダイナミクスがさらに合理化されたシャーシや電子制御、そしてV4エンジンに至まで、レギュレーションによる規制の対象とならないすべてのコンポーネントにわたって徹底的な開発が行われ、あらゆる領域で改良がおこなわれた。ファビアーノ・ステルラッキーニ率いるノアーレのテクニカル部門は、そのDNAを忠実に守りながら、イノベーションをビジョンの中核に据えたバイクを開発するという新たな挑戦に取り組んだ。
RS-GP26は、究極の空力性能、ライド・ハイト・デバイス、そして1000ccエンジンなどにより、MotoGP史上最速となるGPマシンの技術的に最新進化形となる。これらのテクノロジーは2027年以降のテクニカルレギュレーションによって使用できなくなり、RS-GP26は事実上アプリリアレーシング史上最速のプロトタイプマシンとなるだろう。




