中国版ホンダ『フィット』、2段式ヘッドライト採用で大胆チェンジ

ホンダ・フィット 改良新型(中国仕様)
ホンダ・フィット 改良新型(中国仕様)全 4 枚

ホンダと広州汽車の中国合弁、広汽ホンダは1月15日、中国市場で改良新型『フィット』を発売した。日本とは異なる2段式ヘッドライトを採用したフロントマスクが特徴だ。現地ベース価格は6万6800元(約150万円)からとなる。

【画像】中国版のホンダ・フィット 改良新型

フィットは2003年に中国市場に投入されて以来、A0クラスの標準的モデルとして若者を中心に支持を集めてきた。低燃費、軽快な運転性能、高い信頼性、そして改造の自由度の高さが評価され、グローバルで累計900万人のユーザーを獲得。中国市場でも約150万人のユーザーに支持され、リピート率は3%に達しているという。

改良新型フィットは、スポーティな外観デザインを継承しつつ、フロントフェイスをより先進的なデザインに刷新。照明は、上側にスリムなデイタイムランニングライト、下側に独立したヘッドライトを配した2段式デザインに変更された。

ホンダ・フィット 改良新型(中国仕様)ホンダ・フィット 改良新型(中国仕様)

ボディカラーには情熱的なイエローや鮮やかなブルーなど、若者向けのカラーバリエーションを用意。内装はブラックを基調とした没入感のある運転空間を実現している。

装備面では、新たに10.1インチの大型センターディスプレイを採用。CarPlay、HUAWEI HiCar、Baidu CarLifeのワイヤレス接続に対応し、スマートフォンとのシームレスな連携を可能にした。

ホンダ・フィット 改良新型(中国仕様)ホンダ・フィット 改良新型(中国仕様)

エンジンとトランスミッションには終身保証が付帯する。これは広汽ホンダの製品技術への自信の表れであり、長期的なユーザーサポートへの姿勢を示している。広汽ホンダはJ.D. Powerの新車品質調査で6年連続主流ブランド第1位を獲得しており、フィットも細分化市場で品質トップの評価を得ている。

パワートレインには、1.5リットル「アースドリームテクノロジー」エンジンとCVTを搭載。優れた燃費性能により、1回の給油で700km以上の走行が可能だ。車内は「MM理念」と呼ばれる空間設計思想を継承し、キャンプ用品やパーツ、日常の荷物まで柔軟に収納できる実用性を確保している。

改良新型フィットは、電動化が進む中国市場において、純粋な運転の楽しさを求めるユーザーに向けた選択肢として位置づけられている。

《森脇稔》

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