レクサス『IS』改良新型、竹繊維複合素材「BAMBOO+」を内装に採用…東海理化が開発

レクサスIS改良新型のオーナメントパネル
レクサスIS改良新型のオーナメントパネル全 7 枚

東海理化は、開発を進めてきた竹繊維複合材料「BAMBOO+」が、レクサス『IS』改良新型の「Forged bamboo」として採用されたと発表した。

【画像全7枚】

1月8日に発売されたレクサスIS改良新型のオーナメントパネルに、この素材が活用されている。BAMBOO+が自動車用部品に採用されるのは、今回が初めてだ。

BAMBOO+は、竹繊維を高配合し、環境に配慮した材料。一般的な射出成形機で成形が可能で、自動車部品の開発で培った技術とノウハウを活かし、自動車内装部品で求められる品質・耐久性を実現した。

レクサスIS改良新型に今回採用されたオーナメントパネルでは、竹繊維が織りなす唯一無二の特徴的な陰影が、車両の力強い躍動感とスポーティなインテリアを際立たせている。

BAMBOO+は、自動車に限らず、家具、建材など幅広い分野への応用も進めている。同社は今後も、持続可能な社会の実現に向けて、素材開発を通じた新たな価値創造に挑戦していく。

「BAMBOO+」は日本の竹の有効活用により、国内の放置竹林による社会の困り事解決や、雇用創出で地域へ貢献していく考えのもと、竹繊維を最大55%配合した複合材料だ。竹繊維が織りなす豊かな表情とさらりとした手触りが製品の意匠性を高める。

自動車用の竹ステアリングホイール製造で協業している同社関連会社のミロクテクノウッドと、高知県(高知県工業技術センター、高知県立紙産業技術センター)と共に、2021年より共同開発を進めてきた素材だ。

また、高知県内に新たに工場を取得し、2025年11月より、BAMBOO+の本格生産を開始している。さらに、今後の製品展開に向けた新たな可能性を探るため、同社音羽工場に隣接する社員寮の食堂に、BAMBOO+を用いた壁面およびチェアの試作品を設置し、検証を進めている。

《森脇稔》

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