BMWモトラッドは2025年の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は4年連続で20万台超えとなる20万2563台。前年比は3.7%減だった。
500cc超クラスの世界的な需要減少、激しい価格競争、規制強化、新たな関税ルールなど厳しい市場環境にもかかわらず、堅調な販売実績を記録した。特にイタリア、スペイン、日本、オーストラリア、ポルトガル、カナダ、マレーシア、オランダでは過去最高の販売実績を達成した。
12月単月では1万5109台を販売し、BMWモトラッド史上3番目に好調な12月となった。
BMW F 900 GS Adventure
欧州市場では11万8814台を販売し、前年比でわずかに増加した。ドイツが2万5516台で世界最大の単一市場となり、フランス(1万9019台)、イタリア(1万6692台)、スペイン(1万4005台)が続いた。中央ヨーロッパ地域も1万2248台と過去最高を記録した。
欧州以外では、米国(1万4869台)、ブラジル(1万4488台)、中国(1万0555台)が全体の販売実績に大きく貢献した。
成功の鍵となったのは魅力的なモデルラインナップと重要な新型モデルの投入だった。『R1300RT』、『R1300R』、『R1300RS』は顧客から即座に熱烈な支持を受けた。前年に導入された『R1300GSアドベンチャー』も販売に大きく貢献し、伝統的な空冷・油冷ボクサーエンジンを搭載した『R12』は発売初年度から期待を上回る成績を収めた。
モデル別販売台数では、R1300GSアドベンチャーが3万3570台でトップ、『R1300GS』が3万2555台で2位となった。4気筒スポーツモデルでは『S1000RR』が1万1643台で3位に入った。
BMW R 12 nineTミドルクラスは前年比増の4万1166台を記録し、『F800GS』、『F900R』、『F900GS』が好調だった。500cc未満のGファミリーも堅調で、アーバンモビリティセグメントでは『C400GT』、『C400X』、電動モデルの『CE04』と『CE02』が合計1万8400台以上を販売した。
4気筒スポーツモデルも大幅な販売増を記録した。Sシリーズの4気筒モデルは2万859台、Mモデル(『M1000R』、『M1000RR』、『M1000XR』)を含めると4気筒セグメント全体で2万8408台となった。
2026年に向けて、BMWモトラッドは幅広く成功を収めている製品ポートフォリオを武器に、世界のプレミアムモーターサイクルセグメントでのリーディングポジションをさらに強化することを目指す。春には新型『F450GS』の市場投入、秋にはルーマニアでBMWモトラッド・インターナショナルGSトロフィーの開催が予定されている。




