山善は、埼玉県白岡市に新たな物流拠点「ロジスEC関東」を新設する。2026年4月の本格稼働開始を予定している。
家庭機器事業部では、オフィス・店舗向けECサイト「山善ビズコム」や一般消費者向けECサイト「くらしのeショップ」などのEC販売の伸びに伴い、在庫保管量と入出庫・配送件数が増加している。今後の需要のさらなる伸長を考えると、安定的かつサステナブルな物流体制の確立が必要となっている。
これに対応するため、EC専用拠点「ロジスEC関東」を新設し、サービスレベルの向上はもちろん、持続可能な物流体制の構築を図る。
「ロジスEC関東」は、埼玉県白岡市にある「LOGI'Q白岡Ⅱ」の2階、3階にあたる約5000坪(トラックバース含む)を賃借し、家庭機器事業部の商品、約5000アイテムを保管する。
小口多頻度・多品種に適したゾーン配置とピッキング動線の最適化を図りながら、将来的には返品・交換・修理を一体で扱うリバースロジスティクス機能も視野に入れ、スピードと確実性を両立する。また、EC受注・在庫・配送のAPI連携により、商品補充を最適化し、欠品の抑制と販売機会の最大化を図る。
山善の生産財関連事業(産業ソリューション事業部・ツール&エンジニアリング事業部)においては、2022年度から2024年度にかけて、東西の戦略拠点「ロジス東京」「ロジス大阪」の本格稼働と、全国各地で地域密着型の小規模倉庫である「デポ」の展開を進め、物流体制の強化を図ってきた。
今後も山善は、様々な物流施策を通じ、物流網の最適化を進めながら、持続可能な物流体制の構築に注力していく。
このエリアを選定した理由は、家庭機器事業部の既存拠点「ロジス関東」(群馬県伊勢崎市)と近く、拠点間の商品の横持ち距離を短くしながら、集配効率を高めることができる点。生産財事業の戦略物流拠点である「ロジス東京」と近接しているので、物流人材の配置など、繁忙期に事業部横断的な対応が可能となる点。東西幹線高速(久喜白岡JCT)へのアクセスに優れ、広域配送の機動性を確保できる点。大手路線便の集荷拠点に近く、出荷のリードタイム短縮と安定運用が見込める点などが挙げられる。




