半導体集積地から世界へ迅速輸送、日本通運が国際航空輸出混載サービス「熊本混載」を2月2日開始

熊本空港発の国際航空輸出混載サービス「熊本混載」
熊本空港発の国際航空輸出混載サービス「熊本混載」全 2 枚

日本通運は2月2日より、熊本空港至近の熊本CFS(自社施設)を核に、集荷から通関・爆発物検査・搭載までを九州南部エリア内で完結できる国際航空輸出混載サービス「熊本混載」を開始する。

【画像全2枚】

半導体受託生産の世界最大手である台湾TSMC社の半導体製造工場(運営会社:JASM)の建設を契機に、熊本県では半導体関連企業の進出が続いている。従来、県内工場からの輸出は成田空港、関西空港など主要空港まで長距離トラック輸送をしていたが、サプライチェーン強靭化、脱炭素に向けたCO2削減の観点から、熊本空港から世界へ直結するルートが強く求められていた。

熊本県内の航空フォワーダーで唯一、保税蔵置場を有する熊本CFSを活用し、集荷・通関・保税・爆発物検査・ラベリング・搭載までをワンストップで行う。九州南部エリアの貨物を熊本CFSに集約し、輸出オペレーションを実施後、熊本空港から各海外仕向地へ輸出する。

これまで九州エリアから成田空港・関西空港など主要空港へトラック転送していた貨物について、今後は航空会社への引き渡しまでを九州内で完結できるため、リードタイム短縮とCO2排出抑制を実現する。

また同敷地内に位置する「NX熊本益城ロジスティクスセンター」の機能を用いることで、半導体関連商材の梱包や保管などのロジスティクスサービス提供も可能だ。

サービスの特徴として、熊本空港から約4.5kmという熊本CFSの空港至近の立地を生かし、検量検尺から爆発物検査、通関、保税転送までを自社一貫で迅速に対応。各仕向地への安定したリードタイムを実現する。

九州エリア内で集荷から搭載までを完結し、成田空港や関西空港などの主要空港への長距離トラック転送を削減。輸送に伴うCO2排出の抑制に寄与する。

熊本CFSと「NX熊本益城ロジスティクスセンター」を核に、半導体倉庫である「NX鳥栖ロジスティクスセンター」および「NX博多アイランドシティグローバルロジスティクスセンター」を連携。梱包・保管・クロスドックまで、豊富な半導体物流の実績と知見を有するNXグループが、一気通貫で提供する。

《森脇稔》

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