三菱『トライトン』にヤマハの「パフォーマンスダンパー」標準採用、車体のわずかな変形や振動を吸収

三菱 トライトン 一部改良モデル
三菱 トライトン 一部改良モデル全 4 枚

ヤマハ発動機は、車体制振ダンパー「ヤマハパフォーマンスダンパー」が、三菱自動車の1トンピックアップトラック『トライトン』に採用されたと発表した。三菱自動車の量産車で標準採用されるのは初めてとなる。

【画像】三菱 トライトンに採用されたヤマハ発動機の「パフォーマンスダンパー」

高い走破性を備え、さまざまな地形に対応する「トライトン」の操縦安定性や快適性の向上に寄与する。

「ヤマハパフォーマンスダンパー」は、乗用車および二輪車の主要部に搭載する車体制振ダンパーだ。走行中の車体のごくわずかな変形や振動を吸収し、車両挙動を穏やかに整える装置だ。

三菱 トライトンに採用されたヤマハ発動機製「パフォーマンスダンパー」三菱 トライトンに採用されたヤマハ発動機製「パフォーマンスダンパー」

ヤマハ発動機が2000年に考案後、2004年4月に量産品として初めて採用されて以降、さまざまな車種に採用され、2023年11月には累計300万本を達成した。

通常、乗用車および二輪車の車体は走行に伴い1mm以下のごくわずかな変形が生じている。弾性体である金属製の車体は変形に対する減衰性が低いため、外力による変形エネルギーはほぼそのまま蓄積・放出され、固有振動数で変形を繰り返そうとする。

ヤマハパフォーマンスダンパーは、車体への減衰要素の付加により、車体の変形エネルギーを吸収し、熱エネルギーとして発散させるようにしている。これにより車体の過大な変形速度が抑制され、高い運動性と安定性を両立し、操縦安定性を向上させることはもちろんのこと、快適性の向上にも寄与する。

三菱 トライトン 一部改良モデル三菱 トライトン 一部改良モデル

《森脇稔》

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