ゴルフ場向け高級カート「ロイヤルコーチ」、生産台数は300台限定に…メンテナンスフリーで月額10万円から

ゴルフカート「ロイヤルコーチ」
ゴルフカート「ロイヤルコーチ」全 8 枚

三笠製作所は、高付加価値ゴルフカート「ロイヤルコーチ」を限定300台製造し、ゴルフ場および商業施設向けにサブスクリプションモデルで提供を開始すると発表した。

【画像】ゴルフカート「ロイヤルコーチ」

ロイヤルコーチは車両の販売を一切行わず、月額10万円から12万円の定額制で提供される。初期投資、減価償却、突発的な修理費用は一切不要で、導入後のコスト管理を極めてシンプルにする。

本サービス最大の特長は、完全メンテナンスフリーでの提供だ。バッテリー、タイヤ、シートカバーといった消耗部品はもちろん、経年劣化による性能低下や予期せぬ不具合が発生した場合においても、すべて無償で車両交換対応を行う。車両交換は原則として1日から2日以内に実施される予定で、施設側の運営負担やダウンタイムを最小限に抑えた運用が可能だ。

さらに、ロイヤルコーチは1施設あたり最大3台までの導入制限を設けている。限定300台という生産制限と導入台数制限を組み合わせることで、ロイヤルコーチは常に高い特別感とブランド価値を維持する。

三笠製作所は、ロイヤルコーチを通じて、機能性・快適性・希少性を兼ね備えた、新しいゴルフ場運営の在り方を提案している。

同社は、上客メンバーやVIPゲスト向けの付加価値カートとしての運用を想定しており、追加カートフィーとして1人あたり2000円を設定した場合、1台あたり月額約16万円の収益を見込めるとしている。月額サブスク費用10万円から12万円を大きく上回る収益が期待できる。

ロイヤルコーチは、異常気象の影響で夏の猛暑傾向が続き、冬の寒さ対策も重要なテーマとなっている日本の気候に適した設計となっている。エアコンによる冷暖房を完備し、さらにシートファンとシートヒーターも搭載。これにより、夏場は涼しく、冬場は温かく快適にラウンドすることが可能だ。

また、カート車内のダッシュボードと一体化した電動温冷庫も備えており、夏場は冷たいドリンクを、冬場は温かいドリンクを楽しむことができる。電動温冷庫はマイナス20度からプラス50度の範囲で冷却・加温が可能だ。車内にはUSBポートも搭載しているため、ラウンド中の携帯電話などの充電切れを防げる。

さらに、車内は広々とした空間となっており、ゆったりと寛ぐことができる。座部のシートは夏用と冬用を取り替えることで、各季節に最適な座り心地を堪能できる。なお、2027年からはホリエのWi-Fiを搭載予定で、ラウンド中でもストレスなくソーシャルメディアを楽しんだり、オンラインでの打ち合わせを行うことも可能になる。

加えて、小雨が降ってきた場合や夏場の厳しい日差しを避けるために、屋根の横にはカフェのようなサイドオーニング(オプション)を搭載しており、小雨や直射日光からプレイヤーを守ることができる。さらに、雨からゴルフバッグを守るリアの雨具(オプション)は、馬車幌のようにワンタッチで広げられ、大切なゴルフクラブを瞬時に雨から保護する。

三笠製作所は2017年からドバイ警察との共同プロジェクトとして世界初の移動無人交番を開発するなど、自動運転車両やロボット開発の技術を持つ。今回開発したロイヤルコーチは、高温で蒸し暑い日本の気候に対応する設計と、機能の小型・軽量化を叶えた。

同社は今後、ロイヤルコーチの導入を全国のゴルフ場に拡大しながら、ゴルフを愛するみなさまの安全面・健康面とプレーの快適性をサポートし、ゴルフ業界のさらなる振興とサービスのアップデートに努めていく、としている。

《森脇稔》

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