ダイハツ工業は、軽商用車『ハイゼットカーゴ』『アトレー』をベースとした、同社初の量産バッテリー式電気自動車(BEV)『e-ハイゼットカーゴ』『e-アトレー』を、2月2日から全国で発売した。価格は314万6000円から。SNSでは「軽バン界隈もEV戦国時代だな」と話題を集めている。
新型軽商用BEVの主な特長は次の通り。
第1に、軽キャブオーバーバンNo.1の積載スペースと利便性を持つe-ハイゼットカーゴ(4シーター)に「e-SMART ELECTRIC」を搭載し、高い基本性能と運転負担の低減を実現した。WLTCモード(国土交通省審査値)での一充電走行距離は257kmで、軽商用BEVバンNo.1としている。
ダイハツ e-アトレー
第2に、AC100Vの外部給電機能を全車に標準装備し、仕事道具の充電や災害時の電源として利用できるほか、V2H(Vehicle to Home)に対応する急速充電インレットも備える。
第3に、乗用と商用の両方で使える上質仕様のe-アトレーを設定した。パワースライドドア、キーフリーシステム、スーパーUV&IRカットガラスなどが追加される。
ダイハツ e-ハイゼットカーゴダイハツによると、国内の商用車保有台数は約1400万台で、そのうち約60%が軽商用車だ。物流のラストワンマイルや各産業を支える軽商用車でも電動化への期待が高まっており、e-ハイゼットカーゴ、e-アトレーでは、従来の軽商用バンの使い勝手を維持しながら、BEVならではの走行性能、乗り心地、静粛性を実現したとする。
クリーンエネルギー自動車(CEV)導入促進補助金額は未定だが、2025年度基準で最大58万円、さらに地方自治体からの補助や事業用車両向けの補助などが期待できる。
ダイハツ e-ハイゼットカーゴX(旧Twitter)では、「ついにbev来たか…」「待ちに待っていた軽商用EV」とダイハツの軽商用車EVモデルを待ち望んでいたユーザーが多い。
「日本のEV化の波は、軽バンから始まるかな」「軽バン界隈もEV戦国時代だな」といった、軽バンのEV化が進んでいるという声も。また、「早く展示車・試乗車が見たい」「法人需要や好奇心が旺盛なユーザーが買いそう」など期待が寄せられている。




