Baidu、完全無人タクシーの商用サービスをアブダビで開始…中東初

AutoGoアプリが一般ユーザー向けに公開開始
AutoGoアプリが一般ユーザー向けに公開開始全 1 枚

バイドゥ(Baidu、百度)は、自動運転ライドシェアサービス「アポロゴー」とUAEの自動運転モビリティ企業オートゴーが、アブダビ首長国で完全無人の商用ライドシェアサービスを正式に開始したと発表した。中東における自動運転の商用化において大きな節目となる。

サービスは現在、オートゴーアプリを通じて提供されており、アブダビのヤス島で利用可能となっている。ユーザーはアプリをダウンロードするだけで、運転席に人間のドライバーがいない完全無人の車両に乗車できる。

バイドゥのアポロゴーとK2傘下のオートゴーの協力関係は2025年3月に始まり、アブダビ最大の完全無人車両フリートの構築を目指すパートナーシップを発表した。両社は2025年11月中旬にアブダビで完全無人商用運行の初期許可を取得し、2026年までに数百台規模へ車両を拡大する次段階の契約を締結した。

初期運行はアブダビの主要なレジャーおよびエンターテインメントの拠点であるヤス島をカバーしており、同島は完全無人運行の許可ゾーンに指定されている。

ヤス島での初期開始に続き、サービスはアブダビ全域で段階的な地理的展開を実施する。拡大はリーム島、アル・マリヤ島、サアディヤット島から始まる予定だ。長期的には、アブダビ首長国全域での運行を目指している。

アポロゴーのUAEへの急速な拡大は、業界をリードする自動運転技術と実証済みの実世界での運用専門知識に支えられている。世界有数の自動運転ライドシェアサービスプロバイダーとして、アポロゴーは2億4000万km以上の自動運転走行を記録しており、そのうち1億4000万km以上が完全無人モードで完了している。22都市にわたるグローバルな展開を持ち、アポロゴーの週間乗車回数は最近25万回を超え、2025年10月31日時点で累計1700万回以上の乗車を完了している。

今後、アポロゴーとオートゴーは完全自動運転の商用ライドシェアサービスを拡大し、より多くのユーザーにリーチし、アブダビのスマートシティビジョンを推進していく。

《森脇稔》

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