マウザー・エレクトロニクスは、Microchip TechnologyのPIC32WM-BZ6マルチプロトコル・モジュールの取り扱いを開始したと発表した。
本製品は高度に集積された低消費電力モジュールで、マルチプロトコル製品の開発を簡素化し、市場投入までの期間短縮に貢献する。産業機器やIoTデバイスをはじめ、HVAC、自動車・テレマティクス、コンシューマー向け電子機器など多様な用途に適している。
PIC32WM-BZ6モジュールは、高性能なPIC32CX-BZ6システム・オン・チップを中核に採用し、Bluetooth Low Energy、Thread、Matter、ならびに独自のスマートホーム向けメッシュネットワーキング・プロトコルに対応している。さらに、モーター制御開発向けのアナログ周辺機能や、高度なユーザーインタフェースを実現する、タッチ機能およびグラフィックス機能も備えている。
PIC32WM-BZ6 MCUは、動作周波数128MHzのArm Cortex-M4Fプロセッサを搭載し、2MBのフラッシュメモリと512KBのRAMを内蔵しているため、複雑なアプリケーションや進化する規格にも対応可能。本製品は各種規格の事前認証を取得済みで、RFフロントエンド、アンテナ、受動部品をすべて内蔵しており、容易なシステム統合を実現する。
また、不変のルート・オブ・トラストを備えたセキュアブート、高性能なAES、SHA、RSA、ECC暗号アクセラレータ、真性乱数生成器など、充実したセキュリティ機能を搭載している。加えて、車載および産業環境向けに、AEC-Q100グレード1(125℃)認証を取得している。
マウザーでは、PIC32WM-BZ6マルチプロトコル・モジュール向けの多用途な開発プラットフォーム「EV31U42A PIC32-BZ6 Curiosityボード」も取り扱っている。本ボードではモジュールのすべての信号がオンボード機能に接続されており、迅速かつ柔軟なプロトタイピングおよび開発を可能にする。
PIC32WM-BZ6モジュールは、MicrochipのMPLAB Harmony v3ソフトウェア・フレームワークにも対応しており、開発ツール、ドライバ、ミドルウェアを包括的に提供する。さらに、2基のMikroBUSソケットを搭載しており、MikroElektronikaのClickアダプタボードやMicrochipの拡張ボードを用いた機能拡張に対応している。




