名鉄NX運輸、インドネシアから特定技能トラックドライバー11名を直接採用

キャムテック エデュックアカデミーで座学を受けるドライバー候補生たち
キャムテック エデュックアカデミーで座学を受けるドライバー候補生たち全 1 枚

キャムコムグループで外国人雇用に関する包括的サービスを提供するキャムグローバルは、名鉄グループの登録支援機関の名鉄エリアパートナーズとともに、インドネシア現地から特定技能1号のトラックドライバー候補者の直接採用を支援したと発表した。

候補者11名が名鉄NX運輸に入社し、キャムグローバルが運営する宿泊型外国人材研修施設「キャムテック エデュックアカデミー」にて、日本の生活・慣習、交通ルールの習得や日本語力向上の研修を受けた。

現在は名鉄NX運輸江南支店に勤務しながら、外国免許証切り替え試験に取り組んでいる。全員インドネシア現地で大型免許を取得済みのため、2026年4月を目標にトラックドライバーとして業務を開始する予定だ。

名鉄NX運輸におけるドライバー職の外国人採用は今回が初めて。深刻な運転手不足への対策として、2024年3月、在留資格の1つ「特定技能1号」の対象分野に自動車運送業が追加された制度改正に合わせて採用活動を進めてきたため、全国的にも早期の海外現地採用事例となる。

トラックドライバーの高齢化や労働時間に上限が設けられた「物流の2024年問題」により、トラックドライバーが大幅に不足することが懸念されている。何も対策を講じなければ2030年度には輸送力が34%不足し、物流の停滞が懸念されている。

深刻な運転手不足への対策として、2024年3月、在留資格の1つ「特定技能1号」の対象分野に自動車運送業が追加され、さまざまな企業が外国人ドライバーの採用に取り組んでいる。

キャムグローバルでは、国内在住の外国人材と企業をスピーディーに繋ぐ「国内採用支援」と、海外現地から次世代の戦力を継続的に供給する「現地採用・育成スキーム」の両輪を回すことで、物流業界の多様な採用ニーズに応えている。

本件では、自動車運送業のリーディングカンパニーの1つである名鉄NX運輸の早期・大規模採用計画に向けて、現地採用・育成スキームを構築し、伴走支援した。

キャムグローバルでは、インドネシア現地の提携機関である日本語学校、教習所を通じて、内定後から研修・教育を開始し、入国・入社前から「現場適応力」を養う。物流品質を支える接客・マナー教育、トラブル対応能力の習得、徹底したスクリーニングなど、複合的なプロスキルの育成を行っている。

名鉄エリアパートナーズは、11名のドライバー候補生たちが安心して日本の生活になじみ、プロとして安全にハンドルを握り続けられるよう、寄り添い続ける役割を担う。

単に生活を支えるだけでなく、物流を支えるプロの基盤として「法令・ルールの徹底」を重んじ、外国人材が孤立することなく、心身ともに健やかに就業できる環境づくりを何よりも大切にしている。

また、名鉄グループの一員として、長年培ってきた「安全文化の継承」を支援の核に据えている。交通ルールや車両の取り扱いといった技術面はもちろん、日本独自の「安全に対する高い意識」を彼らに確実に伝えることで、一過性の労働力としてではなく、次代の物流を担うプロフェッショナルとして定着させることを目指している。

《森脇稔》

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